気分は焼き鳥屋さん!フライパン1つで完成する「焼き鳥献立」【髙山かづえさんレシピ】
鶏肉とねぎをフライパンでじっくり焼けば、気分は焼き鳥屋さん!副菜も同時焼きして、ボリュームのある2品献立に仕上げます。髙山かづえさんが提案する、ひとり分のレシピを公開。
(『きょうの料理ビギナーズ』6月号より)
材料が少ないひとり分の献立なら、道具は1 つで十分。レシピどおりに段取りよく進めると、2 品がほぼ同じタイミングで仕上がります。おなかも心も満たしてくれるメニューでひとりの食卓を豊かに!
焼き鳥献立のつくり方
材料(1 人分)
<焼き鳥>
鶏もも肉 (小)1 枚(200g)
ねぎ 1/2 本
一味とうがらし 少々
<しいたけとピーマンのおろしがけ>
生しいたけ 2 枚
ピーマン コ(60g)
大根 3 cm(150g)
ポン酢しょうゆ 適量
◎塩/油
1焼き鳥と、しいたけとピーマンのおろしがけの下ごしらえをする
鶏肉は塩小さじ¼をふる。ねぎは4cm長さに切る。しいたけは根元の堅い部分を除いて半分に切る。ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を除く。大根はすりおろして汁けを軽くきる。
2焼き鳥とおろしがけの材料を一緒に焼く
フライパンに油大さじ1を中火で熱し、鶏肉を皮を下にして入れる。3分間ほど焼いたら、あいたところにねぎ、しいたけ、ピーマンを並べ入れる。塩少々をふって3分間ほど焼く。途中でしいたけ、ピーマン、ねぎの上下を返す。
3おろしがけを仕上げる
野菜を取り出し、鶏肉は上下を返してさらに4分間ほど焼く。ピーマン、しいたけは器に盛り、大根おろしをのせてポン酢しょうゆをかける。
4焼き鳥を切り分ける
鶏肉は食べやすく切り、ねぎとともに器に盛り、一味とうがらしを添える。
[1人分560kcal 調理時間20分]
きょうの料理ビギナーズ6月号の特集は「ワザあり!ひとり分レシピ」。きじまりゅうたさんと髙山かづえさんが、道具1つで完結する2品献立を提案します。また、沼口ゆきさんが1人だと余らせてしまいがちな野菜「なす&ピーマン&レタス」をむだ無く食べきるレシピを教えます。
そのほかにも今井真実さんの「100gからできる完熟梅の小さな手仕事」、Makoさんの「グランマの欲ばりプレート」など、楽しい企画が盛りだくさんです。
教えてくれた人
髙山かづえ(たかやま・かづえ)
料理研究家。つくって食べる楽しみがちりばめられた、シンプルでセンスあふれるレシピが人気。「こんなメニューが食べたかった!」と心躍る組み合わせの2品献立は、効率のよさとおいしさに妥協なし!
■NHK『きょうの料理ビギナーズ』2024年6月号より
■撮影・竹内章雄/スタイリング・朴玲愛/取材&文・小笠原章子