“上質な大人の空間×本格寿司”を体験できる唯一無二のお店 尼崎の『鮨 しょう菜』 尼崎市
JR尼崎駅近くに大人の隠れ家的な空間で「寿司コース」がいただけるお店『鮨 しょう菜』(尼崎市)を見つけたので取材してきました。
駅の南西口から徒歩約2分の所にあり、外観はスタイリッシュでオシャレな印象。ぱっと見、お寿司を提供しているのが想像できません。
店内は外観のイメージ通り、落ち着いた重厚感のある雰囲気。店主は元々尼崎市の出屋敷辺りで9年間自身の寿司店を経営されていましたが、実家であるこのお店を母親が閉めるという話を聞き、2012年からここで寿司を提供され始めました。
寿司職人として35年以上の経歴があり、同店にはメニュー表はなく「店主のおまかせコース」(5,000円~)のみとなっています。
店内には二つのカウンター席があり、ひとつはお酒を楽しめるバーカウンター、もうひとつは寿司を楽しむためのカウンターに改装されています。
料理に使うネタは、季節ごとに店主が厳選した新鮮な魚介を使用。
今回筆者は5,500円(税込)の「おまかせコース」をお願いしました。
メニューがない店を訪れるのは初めてなので、どんな料理が出てくるかワクワクします。苦手なものや予算をお伝えするとそれに沿って店主が料理を提供してくれますのでご安心を。
まず最初は「お造りの盛り合わせ」。本日はブリ、カンパチ、しまあじ、サーモン、ホタテ、タイ、ヒラメ、タコという豪華ラインナップでした。
「タコ」は柚子の皮とすだちがかけられており、おススメの塩でいただきました。噛みやすいように繊細な切り込みが入っていて、想像以上に柔らかく爽やかな味わいでした。
「ホタテ」にも細かなかざり細工がされており、まるで芸術作品のよう。
クリーミーでなめらかな食感の「タラの白子」。ポン酢で味付けされているので後味はすっきりとしています。
続いて、なんと「金目鯛の煮つけ」がでてきました。普段なかなか食べる機会のない高級魚なのでテンションが上がります。煮つけの味が中までしっかりと染み込んでいて、身はふわふわでやわらかでした。
「しまあじの焼き物」は皮がパリパリで身はふっくら。途中、すだちをかけるとさっぱりとした味わいに変化します。
最後にお待ちかねの寿司を握ってもらいます♪
カウンター席からは一貫一貫握られていく様子を間近で見られるのでライブ感も楽しめます。
本日のラインナップはイカ、エビ、中トロ、しまあじ、ヒラメ、漬けまぐろの6貫。飾り包丁が美しくどれも新鮮なのでネタがキラキラと輝いています。
すだちと塩で味付けされている「イカ」は甘みが際立って大変美味。今後、筆者の中では「イカは塩で」が定番になりそうです(笑)。
ほかにもポン酢がのった「ヒラメ」やプリプリの大きな「エビ」も堪能。
「中トロ」は一口では入りきらないほどネタが大きく、なのにスッととろけてなくなりました!
最後に筆者の大好物「ウニといくら」の寿司を実食。ウニの甘さとイクラのプチプチ食感が最高すぎる贅沢な一品でした♪
“上質な大人の空間×本格寿司”を体験できる唯一無二のお店。昔からの常連さん、SNSを見て訪れるお客さんも多いのも納得です。
場所
鮨 しょう菜
(尼崎市長洲西通1丁目1-9)
営業時間
17:30~25:00(L.O.23:30)
定休日
月曜日、日曜日