厳寒期の堤防ロックフィッシュゲーム【北海道】丁寧な穴撃ちで小型のエゾメバル3尾キャッチ
冬の北海道でロックフィッシュを狙う際は、定番の“穴撃ち”が効果的とされています。しかし、近年は気温や水温の影響でフラットエリアでも釣果が出ることがあるようです。今回は、堤防際のブロック帯をテキサスリグで攻め、小型のエゾメバルを3尾キャッチしました。
アイナメ狙いのロックフィッシュゲーム
漁港の堤防際に沈んでいる基礎ブロックと被覆ブロックの間で、アイナメは冬の間越冬していると言われています。
近年、気温や水温の上昇なのか、北海道でも地域によってはフラットエリアで釣れることもあるとのことですが、まずはセオリー通りに、ブロックの隙間をテキサスリグで撃っていくことにしてみました。
小型のエゾメバルキャッチ
活性が下がっているのか全く反応がないまま2時間ほど過ぎました…(泣)
ブロックの隙間の穴撃ちはもちろんのこと、オープンエリアも探ってみましたが反応はなし。
「今日は魚からコンタクトを取れないのかな。」
と思ってきたところ、小さいバイトを取ることができて小型のエゾメバルをキャッチすることができました。
同じエリアで小型エゾメバル連打
同じエリアで再びバイト!しかしまたまた小型のエゾメバル、もう一回バイトがあるもまたもや小型のエゾメバルでした……。(笑)
魚がコンタクトしてくれるだけありがたいなと思いながら、遊んでもらった小さいエゾメバルに感謝の気持ちでいっぱいです……。
その後はアイナメを求めて移動。ランガンしてブロックの隙間を撃ちながら、本命に出会うべく色々と試行錯誤してみることにしました。
移動先でアイナメには出会えず納竿
移動した漁港は最初の漁港よりもブロック帯が多く、撃つ場所も増えるので「流石に1本は出したいな」と思いながら1か所ずつ丁寧にアプローチするも、魚の反応すら得られませんでした。
穴撃ちだけでなく、キャストしてライトリグをトレースするも、反応は得られず、もどかしい状況。
そこからバイトもなく状況変わらずで、15時を回ったタイミングで見切りをつけてストップフィッシング。タフな冬の海に対応できず完敗でした。
『あいろーど厚田』に寄り道
スピードを上げてのリアクションや、ワームのシルエットを変えたりなど…色々やるも攻略できずで、冬のロックフィッシュゲームの難しさを体感しました。完敗でした。
釣りの帰りは道中にある、夕陽のスポット『あいろーど厚田』へ寄り道して、綺麗な夕焼けに癒されてきました。
この日は天気が良く、一眼レフで写真を撮っている方もたくさんいました。
釣りの帰りにこういった楽しみ方ができるのも、自然相手の趣味だからこそできることですよね。
皆さんもぜひあいろーど厚田に立ち寄ってみてください。
<久末大二郎/TSURINEWSライター>