大谷翔平が自身初の地区優勝決めるV打 ドジャースは3年連続22度目のナ・リーグ西地区王者に
大谷翔平がメジャー7年目で自身初の地区優勝
ドジャースの大谷翔平投手(30)は26日(日本時間27日)、本拠地ドジャー・スタジアムで行われたパドレス戦に「1番・DH」で先発出場し、7回の第4打席に決勝タイムリーを放つなど5打数3安打1打点と活躍。チームは本拠地最終戦でパドレスに逆転勝ちし、3年連続22度目のナ・リーグ西地区優勝を決めた。大谷はメジャー7年目で初優勝。
大谷が自身の一打でチームを地区3連覇に導いた。7回に6番スミスの20号2ランで2-2の同点に追いつくと、1死一、二塁で迎えた第4打席で1ボールから外角高めのスライダーをはじき返し、一、二塁間を破るタイムリーヒットで逆転に成功。その後、ベッツにも2点タイムリーが飛び出しドジャースはこの回一挙5点を奪い、試合の大勢を決めた。
8回の第5打席では、パドレスの松井裕樹投手との日本人対決も実現。2球目の外角低めスライダーをすくい上げてレフトへの高いフライを放ち、それを左翼手がダイビングキャッチを試みるも捕球できず、二塁打となった。大谷は6回から3イニング連続でヒットを放ち、猛打賞を記録。打率を.305とした。
5点リードで迎えた最終回には抑えのコペックがマウンドへ。最後の打者をセカンドフライに打ち取ると、大谷はベンチの柵を乗り越えて両手を上げ、静かに喜びをかみしめた。
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記事:SPAIA編集部