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23年回顧 上瀬谷跡地の動き、続々 万博やテーマパーク話題に〈横浜市瀬谷区〉

タウンニュース

アンバサダーに就任した芦田さん

2023年も残すところあとわずか。今年の瀬谷区は旧上瀬谷通信施設で計画されている万博「GREEN×EXPO2027」や大型テーマパークなどに関するニュースが目立った1年だった。4月は統一地方選挙もあり、県議選・市議選ともに現職が再選を果たした。紙面から23年を振り返る。

芦田さんアンバサダーに

27年3月に開幕する万博。4年前となる今年3月19日に横濱花博連絡協議会によるフラワーフェスが跡地で開かれた。4月には公式ロゴマークも決定。9月には俳優の芦田愛菜さんが万博の魅力を発信する公式アンバサダーに就任した。開催地元区として区内の機運醸成活動も活発化しており、11月には横浜国際園芸博覧会瀬谷区推進協議会と瀬谷区役所が共同制作した「せやまるオブジェ」が披露された。

旧上瀬谷通信施設の土地利用として万博と並んで注目されているのが、跡地内の「観光・賑わい地区」で計画されているテーマパークだ。9月には同地区の事業予定者に三菱地所(株)が決定。「KAMISEYAPARK」(仮称)では、日本独自のコンテンツやテクノロジーを活用する次世代型テーマパークに加えて、商業施設などの出店も計画されている。開業は31年頃の見通しで、年間来街者数は1200〜1500万人と見込まれている。

統一地方選

4月9日に投開票された県議会議員と市会議員選挙。県会は現職の田村雄介氏が新人との一騎打ちを制した。定数3に対して5人が出馬した市議選も現職の川口広氏、花上喜代志氏、久保和弘氏が再選を果たした。

教育、文化、スポーツ

4月には瀬谷高校と瀬谷西高校が再編・統合。瀬谷高校の校舎と敷地で、新たに「横浜瀬谷高校」が誕生した。

8月には三ツ境駅周辺で4年ぶりとなる「白姫まつり」が行われ、地域住民らでにぎわった。9月には、区民有志らが岩手県大槌町に定置網漁船を寄贈してから10年が経ったことを記念する式典が大槌漁港で開催。NPO法人瀬谷丸のメンバーなどが参加した。

11月には横浜隼人高校女子バレー部が、「春の高校バレー」の予選会となる神奈川県選手権で優勝。2年連続の全国切符を掴むとともに「県4冠」の快挙を達成した。

KAMISEYA PARK(仮称)のイメージ

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