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【緊急記者会見】新潟県連会長辞任と安倍派退会の自民党高鳥修一衆院議員、保守団結の会共同代表として議員活動継続へ

にいがた経済新聞

会見する高鳥修一衆院議員

自民党の高鳥修一衆院議員(比例北陸信越ブロック)は2月7日、新潟県上越市内で記者会見を開いた。高鳥衆院議員は、所属する安倍派からのパーティー券収入の還流分を政治収支報告書に記載していなかった監督不行き届きの責任を取り、新潟県連会長の辞任と安倍派(清和政策研究会)の退会について発表し、「今後は1議員としてやり直す。自民党内の議員連盟・保守団結の会の共同代表のままで勉強会を頑張る」と話した。

高鳥衆院議員は、「昨晩、新潟県連の幹部に電話したところ、県連の中からは辞めろという声が上がっていないと言われ、強く止められた。しかし、今朝電話したところ、本人の意思を尊重すると言われた。後任の選出は今のところ白紙だ。私の任期は後任が選ばれるまでだが、明日、安倍派に退会届を提出する。離党と議員辞職は考えていない」と語った。

高鳥事務所によると、昨年12月から東京地検特捜部が東京修友会の会計責任者に任意の事情聴取をし、高鳥事務所の帳票類を精査した結果、中抜き、私的流用など悪質性がないことと、高島本人の関与が全くなかったことが判明した。したがって、検察の事情聴取を受けておらず、捜査の対象になっていないという。 金額は5年間で544万円で、事務所の経費や人件費に247万円を充てたことを確認したという。残りの297万は鍵の付いた金庫で現金で保管していたという。

「今の状況は安倍派幹部が誰も責任を取らないのが国民の政治不信に繋がっている。あえて自分から積極的に責任をとろうと考えた。自民党の逆風については、政治改革や不透明な会計の根絶、党員の声を総裁選などにもっと反映させることが大事だ。今の安倍派幹部は、安倍さんの意思を継いでいるとは思えない。派閥がなくなることで、権力が総裁に気に入られた人しか起用されないなど独裁に近づくと思う。派閥への感謝の気持ちはあるが、安倍派幹部は正直に話さないと国民の理解は得られないと思う」と話した。

頭を下げる高鳥衆院議員

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