【2025年最新版】鎌倉市の補助金・給付金まとめ|子育て・住宅・省エネ支援一覧
鎌倉市では、生活支援や子育て、住宅の省エネ、防災・防犯など、暮らしに役立つ多彩な補助金・給付金が整備されています。
物価高対策や妊娠・出産のサポート、住宅の省エネ設備導入支援など、2025年(令和7年度)も幅広い支援が受けられます。
本記事では、主要制度を分野別に整理し、対象・支給額・申請期限の要点をコンパクトに解説。
制度ごとの最新情報を押さえて、申請のチャンスを逃さないようにしましょう。
▶︎最新情報は鎌倉市公式サイトで随時更新されています。
手当・助成
鎌倉市
鎌倉市の生活支援制度
非課税世帯等支援給付金
物価高騰の影響を受けやすい世帯を支えるため、令和6年度住民税均等割が非課税の世帯に給付金を支給する制度です。
支給額は1世帯3万円に、18歳以下の児童1人につき2万円を加算。対象や手続きの有無は世帯状況で異なり、自動振込となる場合と申請が必要な場合があります。
案内が届いたら内容・期限・必要書類を必ず確認しましょう。振込通知が送付されないこともあるため、通帳記帳等で入金を確認するのが安心です。
収入や扶養の変動がある方は、市の窓口で対象可否を早めに相談してください。
制度名
非課税世帯等支援給付金
対象
2024(令和6)年度住民税均等割が非課税で、2024年12月13日時点に鎌倉市へ住民登録のある世帯
基準日
2024年12月13日(鎌倉市に住民登録)
支給・補助額
1世帯3万円+18歳以下児童1人につき2万円加算
申請期限・ポイント
案内発送(2025年2月12日)後、手続きが必要な場合は指定期限までに手続き。自動振込対象世帯あり※受付は2025年に終了
税制関連の給付
定額減税補足給付金(不足額給付)
定額減税の調整後に不足が生じた方へ、差額を追加で支給する制度です。対象者には鎌倉市から通知が届き、記載の期日までに必要書類の提出が求められます。
不足の有無は、所得税額や扶養状況、各種控除・収入変動などの要素で決まるため、通知の理由が気になる場合は窓口で確認してください。
提出書類や本人確認の方法、振込時期は通知に明記されます。突然対象となるケースもあるため、郵便物を見落とさず、疑問点は早めに相談しましょう。期限厳守がポイントです。
制度名
定額減税補足給付金(不足額給付)
対象
当初の調整給付額で不足が生じた方(個別の金額は要件により異なる)
基準日
2024(令和6)年分の所得税額確定後(通知にて案内)
支給・補助額
不足分の追加給付(個別の金額は要件により異なる)
申請期限・ポイント
通知記載の期限までに提出(窓口確認可)※受付は2025年10月に終了
鎌倉市の子育て・妊産婦支援制度
妊婦のための支援給付金
妊娠・出産期の費用負担を軽減し、安心して子育てを始められるよう支援する現金給付です。妊娠時に5万円、出産時は「5万円×胎児数」を支給。
申請には妊娠届出後の面談や申請書類の提出が必要で、期限は妊娠は胎児心拍確認日から2年以内、出産は出産予定日の8週間前から2年以内と明確です。
転入した方は前自治体の受給状況が影響する場合があるため、早めに窓口で確認しましょう。使途は自由で、通院・育児用品など幅広い支出に充てられます。
制度名
妊婦のための支援給付金
対象
妊娠届出(面談)を行った妊婦/出産した産婦(2025年4月1日以降の届出・出産)
基準日
2025年4月1日以降の届出・出産が対象
支給・補助額
妊娠1回5万円、出産は5万円×胎児数
申請期限・ポイント
妊娠:胎児心拍確認日から2年以内/出産:出産予定日の8週前から2年以内面談・申請手続きが必要
妊産婦健康診査費用助成(補助券制度)
妊婦健診・産後健診の費用を補助券で支援し、安心して妊娠期・産後を過ごせるようにする制度です。鎌倉市では健診16回分等を対象に、医療機関や助産所での受診に利用できます。
転入者は前住所地での利用回数により交付枚数が変動するため、母子健康手帳を持参して窓口で確認しましょう。
補助券が使えない医療機関で受診した場合は、領収書等を用いた償還払いに対応します。健診計画を立て、必要なときに使い漏れがないよう管理するのがコツです。
制度名
妊産婦健康診査費用補助(補助券)
対象
鎌倉市に住民登録し、妊娠届を提出して補助券の交付を受けた妊婦
基準日
妊娠届提出・補助券交付日(転入は要確認)
支給・補助額
健診16回分等を補助券で助成(例:妊婦健診12,000円×1回、5,000円×13回、産後健診3,000円×2回 等)
申請期限・ポイント
転入の場合は前住所地の利用回数で交付枚数が変動。償還払い手続きあり
鎌倉市の住宅・省エネ設備導入補助
住宅用再エネ・省エネ機器等設置費補助金
家庭の光熱費削減と脱炭素化を進めるため、太陽光発電・蓄電池・V2H・エネファーム等の導入費用を補助する制度です。
太陽光は1万円/kW(上限5万円)など設備別の上限があり、国や県の補助と併用できる加算も用意されています。
申請は原則「着工前」(建売住宅は引き渡し前)が必須で、交付決定前に契約・工事を進めると対象外になる点に注意。
予算枠に達すると受付終了となる場合があるため、見積取得から申請、工事計画まで余裕を持って進めると安心です。
制度名
住宅用再エネ・省エネ機器等設置費補助金
対象
市内の自ら居住する住宅に対象設備を導入する方
基準日
2025年度(令和7年度)実施、受付スケジュールに従う
支給・補助額
太陽光:1万円/kW(上限5万円)、蓄電池:上限4万円、V2H:上限2万円、エネファーム:上限4万円、ZEH等加算+5万円あり
申請期限・ポイント
工事着手前の申請か、建売住宅は引き渡し前の申請が原則。予算上限に達し次第終了(抽選の場合あり)
鎌倉市の防災・地域安全支援制度
危険ブロック塀等除却・軽量フェンス設置補助金
地震等で倒壊の恐れがある危険ブロック塀を除却し、安全な軽量フェンス等へ改修する費用を支援します。
対象は道路等に面し、市が危険と認定した塀の所有者。補助率は基本1/2、通学路(小学校)沿いは最大9/10まで引き上げられます。
交付決定前の着工は補助対象外のため、必ず事前審査・現地確認・見積提出・写真撮影などの手続きを順に行いましょう。年度内締切や予算の範囲があるため、計画から申請まで逆算して進めるのが重要です。
制度名
危険ブロック塀等除却・軽量フェンス設置補助金
対象
道路等に面し、市が危険と認定したブロック塀等の所有者
基準日
2025年度の募集要項に従う(交付決定日以降に着工)
支給・補助額
基本:工事費の1/2、通学路(小学校)沿いは9/10
申請期限・ポイント
補助決定前の着工は対象外。2025年度の申請期限は10月末で終了。詳細は要項・最新告知を確認
特殊詐欺防止電話機等購入補助
高齢者の特殊詐欺被害を未然に防ぐため、自動警告や録音機能を備えた固定電話機(または後付け機器)の購入費を補助します。
対象年齢や市税完納などの要件があり、協力店の取扱機種や在庫状況に合わせて選べます。補助額は購入費の2/3(上限6,000円)で、1世帯1台・1回限り。
申請から交付まで一定の時間がかかることがあるため、設置時期に余裕をもって計画するのが安心です。操作が不安な場合は家族や販売店のサポートを活用しましょう。
制度名
特殊詐欺防止電話機等購入補助
対象
市内在住の70歳以上で、対象機器を自宅に設置・利用する方 等
基準日
購入・設置時点(交付要件・協力店条件を満たすこと)
支給・補助額
購入費の2/3(上限6,000円/1世帯1台・1回限り)
申請期限・ポイント
協力店リスト有。機能要件あり(自動警告・録音等)。申請から交付に時間を要する場合あり。年度内・枠到達で終了の可能性あり(最新告知を確認)
申請・活用のコツ
公式サイトを必ずチェック → 年度や予算で募集開始日・様式が変わります。各制度ページの最新情報を確認しましょう。申請期限と書類を厳守 → 補助金の申請は締切厳守。本人確認書類・口座情報・見積書・領収書・工事前写真などを事前に準備。工事は「交付決定後」に → 住宅・ブロック塀等は着工前申請が原則。交付決定通知前の着工は対象外になりがちです。転入者は要件の差を確認 → 妊産婦健診・現金給付は前住所地の実績や受給状況が影響することがあります。予算上限のある制度は早めに → 省エネ設備などは人気で、年度途中の残予算が減っていきます。
まとめ
鎌倉市では、生活・子育て・住宅・省エネ・防災・防犯の各分野で、市民生活を支える制度が整っています。
自分のライフステージとニーズに合う制度を見つけたら、期限までに必要書類を整えて申請まで完了させるのが最大のコツ。
内容は年度ごとに更新されるため、申請前に必ず鎌倉市公式サイトの最新情報を確認しましょう。