コンパクトな施設内で、日本酒が出来上がる工程を見学可能! 白鶴酒造資料館内にマイクロブルワリー『HAKUTSURU SAKE CRAFT』がオープン 神戸市
神戸市東灘区の『白鶴酒造資料館』に9月5日、マイクロブルワリー『HAKUTSURU SAKE CRAFT』がオープンしました。
今回オープンした施設は酒造りをより身近に感じてもらい、日本酒の人気拡大に貢献できるようにという思いから企画されたもの。37㎡とコンパクトな設計ながら、洗米、浸漬、蒸米、麹造り、醸造、圧搾、瓶詰、火入れ(加熱殺菌)までをワンストップで完結させることができます。
来館者はガラス越しに醸造設備や発酵中の醪(もろみ)を見ることができ、スケジュール次第では酒造りの作業も見学することができるのだとか。
施設ではハイクラスの日本酒の製造からスタートしますが、今後は特殊な醸造方法や、470種類以上ある独自酵母の中から、これまで使用していない酵母などを用いたオリジナルの日本酒や、ホップ、ジンジャーなどを使用した醸造酒SAKEの製造も予定されているそう。
また将来的には「オーダーメイドSAKE」の受注や他業種とのコラボなどの取り組みも行っていく展望があるのだとか。担当者は「マイクロブルワリーでの醸造という新しいチャレンジにワクワクしています。来館者の皆様には酒造りを間近に見てもらい、日本酒の良さを再発見してもらいたいです」とコメントしています。
<記者のひとこと>
日本酒って大きな桶やお米を管理する場所など、製造にはかなり広い場所が必要なイメージがありました。日本酒のイメージがガラッと変わりそうです!また初しぼりのお酒は10月5日に開催される「酒蔵開放」でお披露目だそうです♪
オープン
2024年9月5日(木)
場所
白鶴酒造資料館
(神戸市東灘区住吉南町4-5-5)
時間
9:30~16:30(入館は16:00まで)