自分で作るスキレット鍋やペーパーナイフ。たたら製鉄の里で職人に学ぶ鍛治体験|鳥取県日野町
古来からたたら製鉄の地として知られる鳥取県日野町。
ここで、製鉄に因んだものづくり体験ができるとのこと。早速体験してみましょう!
鍛治工房 宮光
鍛治工房 宮光では、なんと鍛冶仕事を体験できます!
製鉄業を営む傍ら、鍛冶職人としても活躍している宮脇光男さんに教えていただきながら、3種の製品を作ります。
作れるものは、ペーパーナイフ、切り出しナイフ、鉄鍋(スキレット)。
今回は、ペーパーナイフと鉄鍋を作ります!
いざ!鍛冶体験
ペーパーナイフ
ペーパーナイフの材料となるのは、細長い鉄釘。800℃から1000℃にもなる炭火の中に釘を突っ込んで熱し、それを叩いて形を作ります。
真っ赤になった釘をとにかく叩いて、叩いて、叩く! だんだんと平べったくなり、薄いペーパーナイフの形が現れてきます。
鉄鍋(スキレット)
鉄鍋の材料は丸く薄い鉄の板。
板を固定して鍋底の角になる部分を熱し、板の端を叩いて曲げていきます。
強く叩かなければなりませんが、熱された鉄は思いのほか柔らかく、打つほどに形が変わっていきます。
しっかりと打ち付けていくと、だんだん鍋のような形に。
途中で失敗しても、宮脇さんが助けてくださいます。成功しても失敗しても、職人技を間近で見る貴重な機会になるはずです!
最後に、どちらとも叩く際にいびつになった端の部分を研磨して完成!
手仕事の体験自体が珍しい経験となるだけでなく、そこに込められた職人の魂の一端を感じ取ることができるはず。
多くのことを学べる鍛冶体験、ぜひ参加してみてください!
なお、参加には半月前までの予約が必要です。お忘れなく!
基本情報
鍛治工房宮光
住所:鳥取県日野町本郷20-1
電話番号:0859-72-1098
営業時間:8:00~17:00
休業日:第二・第四土曜日 毎週日曜日 祝日(体験は応相談)
※日本海テレビ「SPICE!!」で紹介した情報です。
※情報は取材時のものです。