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薫風にそよげ‟風物詩” 戸塚区・泉区の伝統文化〈横浜市戸塚区・横浜市泉区〉

タウンニュース

「飛翔」の大凧を見学した来庁者

新緑の季節。戸塚区・泉区の空を彩るのは、鯉のぼりと大凧。薫風にそよぐ姿は、見る人の心を和ませる。大型連休中に行われるイベントもあるので、足を運んでみてはいかがだろうか。

泉区役所1階区民ホールで1日まで、恒例の相模凧が展示されていた。

この相模凧は、縦3m×横3mの大凧。今年の1月中旬から4月下旬にかけて「相模凧いずみ保存会」(清水幸男会長)によって制作された。清水会長は「世の中を幸せにしたいと『飛翔』の文字を選んだ。後継者不足もあるので、特に子どもたちに興味をもって見てもらえたら」と語る。

相模凧は泉区で約400年の歴史があるとされ、現在有志により組織された同会を中心に伝統が守り伝えられている。ホールで大凧を目にした人は「すごいとしか言いようがない」「何mくらい揚がるんだろう」と感嘆の声をあげた。

また5月5日(祝)には、「いずみ相模凧揚げ会」が深谷通信所跡地中央広場で行われる。午後1時から3時半まで。雨天や強風時は中止。詳細は【電話】045・800・2392へ。

舞岡公園内の小谷戸の里広場と古民家前庭で、5月6日まで全部で14匹の鯉のぼりが展示されている。前庭の一番大きいものでは全長6メートルにもなり、迫力満点だ。担当者は「鯉のぼりに関する問い合わせが増えている。大型連休中にも多くの人に来てほしい」と語った。

古民家内では、地域住民から寄贈された五月人形が飾られ、中には鹿の角を模した兜があるなど見所が満載。古民家自体も、一昨年冬から昨年の春にかけて屋根の茅をふきかえ、カラス除けの網も増やすなど、次世代に守り継ぐ取り組みが行われている。

小谷戸の里は、5月5日(祝)に東日本大震災復興支援のチャリティーイベント「こども谷戸まつり」を開催する。つきたての谷戸餅を食べられるほか、わら細工や竹細工を楽しめる。午前10時から正午まで。雨天中止。詳細は【電話】045・824・0107へ。

古民家前に掲げられた鯉のぼり

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