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清水エスパルスのDF北爪健吾が“サッカーの街清水”に来て驚いたこと「負けたら外食に行けないですね(笑)」

アットエス

SBSラジオの静岡サッカー熱血応援番組「ヒデとキトーのFooTALK!」に、清水エスパルスのDF北爪健吾選手をお招きしました。聞き手はパーソナリティのペナルティ・ヒデさんと鬼頭里枝さん(2024年9月3日放送)

ヒデ:やっとスタジオにきた。待ってましたよ。

鬼頭:ヒデさんの専修大の後輩なんですよね。週末の試合は残念ながら台風の影響で中止になって、代替日が決まりました。次の長崎戦に向けて、お互い様ですが準備はできそうですよね。

北爪:台風の時は心配が多かったんですが、移動する前だったので通常通り練習もその翌日からできました。

ヒデ:雨で練習中止になった後、家では何をしてたの?

北爪:甘いものを食べました(笑)

ヒデ:さすがスイーツ番長。大喜利みたいになっちゃったけど(笑)

専修大トーク!

ヒデ:ところで森下会館って知ってる?

北爪:今はないんですよ!

鬼頭:何ですか、それは。

ヒデ:川崎にある専修大学のサッカー部と剣道部の寮。そこでみんな4年間、同じ釜の飯を食べたんですよ。北爪君たちは当時、関東の大学リーグで4連覇したんだよ。

北爪:僕は2部で優勝を決めた年に(高校3年生で)進学を決めました。先輩たちが伝統を築いてくれて、僕たちはその旨味を味わうことができました。

ヒデ:僕らは最後4年生の時に入れ替え戦で1部に上がれなかったんですよ。僕たちは悔しい思いをしましたが、北爪君たちがすごい結果を出してくれました。

鬼頭:駒沢、筑波、明治、早稲田、慶応…。すごい強豪が集まる中で。

北爪:チャレンジャー精神でやってました。

ヒデ:その気持ち、大事よ。本当にウチらはそうだったから、もう必死で“非紳士的なこと”もやってましたよ(笑)。それこそJリーグチェアマンの野々村さんのいた慶応と対戦した時、こっちの選手が足を痛めてボールを外に出してくれたんです。普通はスローインで慶応さんの方に投げるでしょ?俺、速攻で…。あんなブーイング聞いたことない(笑)味方にもブーイングされてた。

鬼頭:北爪さんの経歴はすごい華麗ですね。地元群馬の前橋育英高に進学して3年連続全国高校選手権に出場。

北爪:1年生の時は出てなかったかな。メガホン叩いてました。そんな簡単な世界じゃなかったですね。

鬼頭:高校卒業後にヒデさんと同じ専修大に進学して、全日本大学選手権で優勝、日本一ですね。関東大学サッカーリーグでは4連覇。高校時代からの7年間、スーパーエリートでしたね。

ヒデ:いろんな大学からオファーはあったんだよね?

北爪:誰にも、どこにも話したことないんですけど、中央大学さんは落ちてるんですよ。だからその後はギラギラしてました。

鬼頭:大学の同期にはFC東京の仲川輝人選手、一つ先輩には町田ゼルビアで活躍中の下田北斗選手、長澤和輝選手がいらっしゃいました。

北爪:本当にチームメートに恵まれました。

誰に似てる?

ヒデ:Jリーグクラブからのオファーはたくさんあったの?

北爪:当時はエスパルスにも練習参加しました。1週間ぐらいキャンプみたいな形で寮に泊まりました。チームからプレゼンされて、本当に緊張しました。

ヒデ:何に緊張したの?

北爪:先輩方がいる中で普通にロッカールームに放り込まれるので…。その時は結局、タイミングもあってジェフ千葉さんを選んだんですけど、また声を掛けていただきました。

当時はやっぱり「このチームで試合に出場できる」という確固たる自信がなかったこともあって選択できず、もどかしさを感じていました。時間を置いて、またオファーをいただけるなんて本当に幸せなことでした。

ヒデ:千葉も静岡もサッカー王国だけど、違いってある?

北爪:清水の街のエスパルス選手に対してのリスペクトというか愛というか。どのチームでも、もちろんリスペクトを感じて生活させてもらってましたけど、より密になってるというか…。それこそ近所の定食屋さんのおばあちゃんが結果を知ってるんですよ。びっくりしました、本当に。

ヒデ:千葉も群馬も高校サッカー優勝してるけど、でもやっぱり静岡、清水の凄さはあるよね。

北爪:ラジオもテレビも新聞も…。町全体に本当に根付いていますよね。すごいなと思いながら、勝たなきゃなと思いながら…。だから本当に、負けたら外食いけないっすね(笑)

ヒデ:そりゃそうですよ。負けた日はカップ麺ですよ。で、突然だけどナオト・インティライミに似てない?誰に似てるって言われる?

北爪:坊主の時は田中マー君(プロ野球・楽天の田中将大選手)に似てると言われてました。

ヒデ:あー、マー君入ってる!

アウェーで勝てなかったのは…

鬼頭:残り試合も少なくなってきました。今シーズンのご自身のプレーは?

北爪:チームとしては優勝を十分狙える位置につけていますが、個人的にはちょっと…。

ヒデ:答えられる範囲でいいんだけど、アウェーで勝てないのはなぜ?やってることは変わらないと思うんだけど。

北爪:もちろん、もちろん。でも逆にやり方をちょっと変えたりした部分もありました。同じでは駄目ということで、準備の部分を変えたり、チームとして個人としてやり方を変えたり。でも、なかなか流れを変えられなかった。立ち上がりはいいんだけど点を取られちゃうとか。見てる人もそうだし、選手ももどかしかったです。これっていうのが分かったら教えてほしかったですけどね。

9月28日、国立で横浜FCと直接対決

鬼頭:さて、9月28日には国立競技場で横浜FCとの試合があります。

北爪:昨年の国立開催はジェフ千葉が相手で、今年は横浜FC。両方とも古巣なんですよ。本当に楽しみです。

鬼頭:SBSラジオではこの試合を実況生中継します。そしてフットークも清水エスパルスとのコラボで、キックオフ前に会場でトークショーを開催します!ゲストは静岡市清水区出身のタレント中川絵美里さん、スーパー戦隊シリーズ「爆上戦隊ブンブンジャー」に出演中の相馬理さんと宮澤佑さん、さらにはお笑いコンビのヤーレンズのお2人と、ヒデさん、ワッキーさんで盛り上げていきます。

エスパルスはさらに当日、北爪さんが今回我々にくださった、このオリジナルシャツを4万人にプレゼントするそうです!

ヒデ:めちゃくちゃ大盤振る舞いだな。これは着心地がいいし、街中でも着ることができる。これにデニムを合わせたり、スカートでもいいよ。

北爪:背番号も入ってますよ。

鬼頭:見てください。背番号は「432」。つまりは…。

ヒデ:よみに…?

鬼頭:し・み・ず。

ヒデ:それにしてもこのイベントにヤーレンズとワッキーは必要?ワッキーのギャラは俺にくれないかな。

憧れは「加地亮さん」

鬼頭:リスナーから。「最近はまっているスイーツは何ですか?」

北爪:チーズケーキですね。重めの。変わらないんですよねえ。

鬼頭:「一番コミュニケーションを取ってる選手は誰ですか」

北爪:最近は北川航也。

ヒデ:「幼少期に憧れた選手は誰ですか」

北爪:加地亮選手。

ヒデ:えっ、この前一緒に特番やった。

北爪:えー、呼んでくださいよ〜。高校の時は、加地さんに憧れて同じスパイクを履いてました。

鬼頭:最後にリスナーにメッセージを。

北爪:国立でチームの勝利に貢献できるように、監督に向けてめちゃくちゃアピールを頑張ってます。チーム一丸となって勝利をつかめるように頑張りたいと思ってます。
 

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