青葉区制30周年記念 井端監督、大いに語る 公会堂で特別講演会
野球日本代表「侍ジャパン」トップチームの監督で、青葉区在住の井端弘和氏=写真=を迎え、青葉区制30周年記念特別講演会が9月8日に青葉公会堂で行われた。記念事業実行委員会と青葉ふるさと協議会の主催。
当日は区民らで会場が満席となる中、2部制で行われた。第1部はCBCテレビの若狭敬一アナウンサーをパートナーに檀上に上がった井端氏。国際大会「WBSCプレミア12」が11月から始まることもあり、代表入りする選手について尋ねられ苦笑する場面も。現役時代はゴールデングラブ賞を7回獲得した井端氏だが、アテネ五輪アジア予選ではセカンドは宮本慎也氏、ショートは松井稼頭央氏で、自分はDHだったと説明。トップレベルを知ったことで奮起し、猛練習に励んだと振り返った。
第2部は瀬川ふみ子氏の司会進行の下、元大学日本代表監督の善波達也氏と対談。善波氏は「井端監督ほどアンダー世代から見てくれる人はいない」と評価。井端氏も「野球が大好きで、良くしていきたい思いがある」と応じるなど、終始和やかな雰囲気だった。
青葉区に実際に住むようになって7年、8年という井端監督。「落ち着いていて、生活がしやすい街。ずっと住み続けたい」と話していた。また、プレミア12を前に「世界一に向けて期待してほしい」と語った。