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横浜創英大学生 読み聞かせや工作で交流 緑図書館で親子と

タウンニュース

親子連れを前に、絵本の読み聞かせをする横浜創英大学の学生たち

横浜創英大学(三保町1)と緑図書館が連携し、同大の学生たちが絵本の読み聞かせなどを通じて子どもたちとの交流を深める「えほんとふれあおう」が11月30日、緑図書館で開催された。同大学こども教育学部の田中君枝准教授のゼミで学ぶ3年生5人が参加。0〜2歳児向けと、3歳以上の子ども向けの2回に分けて行われた。

貴重な学びの機会に

参加した親子は計約60人。学生たちはそれぞれ自己紹介をした後、絵本『もこもこもこ』、『ぺんぎんたいそう』などさまざまな絵本を読み聞かせたほか、わらべうたを一緒に歌うなどして参加者との交流を深めた。

また、紙製の小さなクリスマスツリーが配られ、参加者が星型やサンタクロースのデザインのシールなどを貼って装飾する工作も行われた。一生懸命にシールを貼る子どもたちに、学生が「じょうず、じょうず」などと声掛けする姿も見られた。

同大の穂坂美怜さんは「緊張したけれど、子どもも保護者も楽しんでくれて良かった」、久保田紗也さんは「みんなが楽しんでくれたので、こちらも楽しめた」、大原さくらさんは「子どもたちが一生懸命に集中していた。楽しんでくれてうれしかった」と話した。

1歳の娘と来場した女性は「日頃、大学生に会う機会はなかなか無い。娘は絵本が大好きだし、年上のお姉さんによく懐くので来て良かった」と話していた。

田中准教授は「3年ほど前から、緑図書館と協力して読み聞かせのイベントを続けている。学生たちには、大学では得られない貴重な学びになっている。将来、この経験を仕事に生かしてほしい」と語った。

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