【静響ペア招待券プレゼント】原田慶太楼×川本嘉子、名匠シューマンの傑作に挑む6月の定期演奏会。見どころ、聴きどころを紹介します!
テレビ出演で話題の指揮者・原田慶太楼、日本を代表するヴィオラ奏者・川本嘉子が共演
静岡市を拠点に活動する静響(しずきょう)こと富士山静岡交響楽団から、6月に開催される第131回定期演奏会の案内が届きました。アットエス読者をご招待する招待券プレゼントもあります!見どころ、聴きどころについて同楽団スタッフが紹介する記事を最後まで読んで、どしどしご応募ください。
6月21日にマリナート、翌22日はアクトシティ浜松で開催
欧米を中心に日本でも活躍、テレビ出演などでも話題の指揮者・原田慶太楼が、静岡県唯一の常設プロオーケストラ富士山静岡交響楽団の定期演奏会でタクトを振ります。迎えるソリストは、日本を代表するヴィオラ奏者・川本嘉子。今回披露するのは、自らアレンジしたシューマンのチェロ協奏曲ヴィオラ版です。作品に込められた挑戦のストーリーと、静響の元専務理事・宮澤敏夫氏(故人)への想いが重なる特別な公演。演奏会の魅力をご紹介します。
音楽で語られる別れと継承
今回の演奏会には、2025年1月に逝去した静響の元専務理事・宮澤氏への追悼の想いが込められています。原田氏は、プログラムの構成について生前の宮澤氏と何度も相談を重ねたといいます。メールでのやり取りを振り返り、「この演奏会を彼に捧げたい」と語るその姿に、公演への特別な情熱が感じられます。
ヴィオラで挑む“新たなシューマン”
今回の目玉は、川本嘉子がソリストを務めるシューマンのチェロ協奏曲。彼女がヴィオラ版として新たに編曲したこの作品は、繊細な歌心と情熱的な旋律が魅力です。原田氏との信頼関係の中で生まれた挑戦であり、川本氏は「ヴィオラならではの魅力を披露したい」と語ります。チェロとヴィオラは楽器の大きさが異なり、音域にも1オクターブの差があります。
今回のアレンジでは川本氏自身がヴィオラ独特の音色を生かし、どのように表現を組み立てるのかも注目の一つ。演奏当日、どのような響きが生まれるのか期待が高まります。
開幕を彩るバッハ×ウォルトン。苦悩の先に輝くシューマンの光
演奏会はウォルトンの「賢いおとめたち」で華やかに幕を開けます。バッハのモチーフを元にしたこの組曲は、リズミカルで軽快な舞曲が連なり、舞台に彩りと活力を添えます。開演直後から音楽の世界へと一気に引き込まれるはずです。
後半に演奏されるのは、シューマンの交響曲第2番。精神的な不調を抱えながらも前向きなエネルギーに満ちたこの作品は、作曲家の生への意志を強く感じさせます。緊張感に満ちた冒頭から希望に満ちたフィナーレまで、音楽が語りかけてくるような構成です。
表現の深さで魅せる原田慶太楼の指揮
近年注目を集める原田慶太楼は、緻密な構成力とダイナミックな表現で聴衆を魅了し続けています。今回のプログラムでも、繊細なアンサンブルと情熱的な指揮が音楽に命を吹き込むことでしょう。
<公演情報>
■静岡公演
2025年6月21日(土)13:30開演(12:45開場)
静岡市清水文化会館マリナート 大ホール
■浜松公演
2025年6月22日(日)13:30開演(12:45開場)
アクトシティ浜松 中ホール
■出演
指揮:原田慶太楼 ヴィオラ:川本嘉子 管弦楽:富士山静岡交響楽団
■プログラム
ウォルトン/組曲「賢いおとめたち」(バッハの曲による)
シューマン/チェロ協奏曲 イ短調 op.129(ヴィオラ版:川本嘉子編)
シューマン/交響曲 第2番 ハ長調 op.61
■チケット
S席 5,500円|A席 4,500円|B席 3,500円(学割あり)
※前売券は6月19日(木)まで販売
■詳細・予約はこちら>>
(原田・川本両氏からのメッセージ原文もあります)
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