【三田市・紅葉スポット】紅葉が彩る美しい滝や圧倒される大銀杏の木を観賞 三田市
緑と自然に囲まれた三田市では、そこかしこで紅葉が見ごろを迎えています。美しい風景を追って、お出かけをして来ました。
まず訪れたのは青野渓谷にある『尼ン滝』。夏場は緑が涼しげだった風景も、もみじが色づき美しい紅葉を描いています。
岩肌に散り積もったモミジの葉がはかなく、これからやってくる冬の季節を感じさせました。
水面の落ち葉さえ美しい。何を食べても美味しく、何を見ても美しい。秋って、そんな季節だと思います。
ふもとで見る紅葉の華やかさには及ばないけれど、繊細で、1人静かにそっと眺めるにはとても贅沢な風景でした。
続いて訪れたのは、『小野公園』の近くに佇む“まんまる”で大きな銀杏の木。
飛鳥時代の終わりに、小野の地を訪れた中大兄皇子(後の天智天皇)、妃の苅姫とその皇子・美宇和王を悼んで、『花山院』に在所の花山法皇が、大日如来像を自ら彫ってご本尊とされたお堂『大日堂』。
その境内にこんもりと茂る大銀杏。いったい樹齢はどれくらいなのか見当もつきません。
根元からは次々に新しい芽が出ている様子が伺え、この木が育ってきた年月を物語っていました。
遠くからでも目を引く、大銀杏の迫力に圧倒されます。
地域の人が長い間、大切に守り育ててきた美しい風景。周辺は生活道路のため、路上駐車などマナー違反には気をつけて楽しみましょう。小野公園や神姫バス奥谷口からも歩いて行けます。近くには素敵なカフェもありますよ。
場所
尼ン滝
(三田市母子)