神奈川県小学生バレーボール新人大会 石田JVCが初優勝
伊勢原市立石田小学校で練習に励む石田JVCが、3月8日の「全国共済モルテンカップ第3回神奈川県小学生バレーボール新人大会」で初優勝を飾った。
激戦の決勝
岡本アックス(小田原地域)との決勝戦は手に汗握る展開となった。第1セットは、1、2点差の接戦が続くも、岡本アックスがリードを保ち、15対21で落とす。しかし、石田JVCは第2セットで反撃を見せる。序盤こそ3対3と競り合ったものの、3点連続得点で6対3と抜け出すと、その後10点連続得点を重ね、21対7と圧倒的な強さを見せつけた。勝負の第3セットは、先制点を許すも、石田JVCがわずかにリードする展開で進み、見事勝利を掴んだ。
監督は、「神奈川で一番不安定で未熟なチーム」と評しながらも、この勝利で「勝負は毎日の生活で決まる」ことを徹底する重要性を再認識したと語る。「今回でまた足元をすくわれる可能性が大きくなった」と気を引き締め、「努力の先送りをしていたら目標は絶対に掴めない」と選手たちを鼓舞した。
今後は夏の全日本バレーボール神奈川県大会での優勝を目標に、全国大会出場を目指していくという。