【プルーム用】エボ新スティック2種含む『メンソール全9種 強烈度ランキング』【新色アクアグリーンで吸い比べ】
加熱式タバコでの定番はメンソール・タイプです。加熱式特有のクセ・ニオイをマスクして、おいしさを際立たせることができるのが特徴。今回は新作スティック『エボ・ブラック・メンソール』『エボ・フレッシュ・ミント』の登場を記念して、JTが大ヒットさせている加熱式タバコ『Ploom AURA（プルーム・オーラ）／CUBE（キューブ）』で吸えるメンソール全9種類の強烈度ランキングとともに、新色『オーラ・アクアグリーン』で吸い比べレビューします。
加熱式タバコ用スティックの定番人気はメンソール！
紙巻きタバコでレギュラーを吸っていた人でも、加熱式タバコ特有のいぶした酸味のあるニオイが苦手で、加熱式タバコへ切り替えるときにメンソール派になった人はとても多く、いまや主流派です。実際、気合いを入れたいとき、気分転換したいときにメンソールが生み出すスースーした清涼感は気持ちいいです。灰皿のニオイもマイルドになりますし。
近年はそうしたメンソールの清涼感にプラスして、ベリー、トロピカルなどのフルーツ風味などを追加した「フレーバー・メンソール」も人気ですが、今回はメンソールフレーバーのみの硬派な「ストレート・メンソール」を、強度順に吸い比べてみました。
人気急上昇中の『プルーム・オーラ／キューブ』で吸えるストレートメンソールは全9種類。「メビウス」も「キャメル」もおいしい！
ただいまシェア拡大中の最新デバイスの『プルーム・オーラ』及び『プルーム・キューブ』は、JT独自の加熱技術「SMART HEATFLOW（スマートヒートフロー）」により、大幅に喫味が高まっています。
その秘密は、心臓部となる加熱カップ（炉）。ミクロン単位の精度と日本の匠の「精密深絞り加工」により、スティックとの密着度を高めて、旨さを抽出できるようになっているのです。また「HEAT SELECT SYSTEM（ヒートセレクトシステム）」で、4段階の加熱モード（スタンダード、ストロング、ロング、エコ）を選べるようにもなっています（スマホとのBluetooth接続の必要あり）。
今回使用した新色機種●『プルーム・オーラ・アクアグリーン』はルックスも清涼感！
右側にあるのはお掃除用の綿棒です。水を付けて内部を清掃します。
今回、吸い比べに使用したのは、メンソールにぴったりな新色『プルーム・オーラ・スターターキット・アクアグリーン』（約24.2×109.4×29.2mm/75.5g・税込2,980円・12月9日数量限定全国発売）。見るからにメンソールを吸いたくなるカラー。
『プルーム』用メンソール強度ランキング：全9種吸い比べ！
第1位●『エボ・ブラック・メンソール』★新製品
冷感アクティベート成分投入で、最強の鋭角な突き抜け感！
12月1日に発売した『エボ・ブラック・メンソール』（1箱20本入・税込550円・2025年12月1日発売）は、オーラに最適化して生まれたプレミアムブランドシリーズ『EVO（エボ）』の新製品。いわゆるストイックな苦味系強冷感メンソールで人気の、待望の「ブラメン系（開祖は紙巻きタバコのマールボロ・ブラックメンソール）」の製品です。
一服すると喉奥の中心を鋭角に直撃する強烈なペパーミント感とスロートキック。引き締まった重厚な旨味が広がって、吐き出す蒸気もおいしいタイプで驚き。新鮮な喫味です。むやみやたらに辛いのではなく、角度の付いたストイックな冷感が喉奥に心地よいところが、実においしいです。
どうりで従来のメンソールスティックよりも切れ味が光っていると思ったら、この製品には新たな技術「冷感アクティベート成分」を搭載しているのだとか。さすがメンソール強度MAXの味。
第2位●『メビウス・ブラック・コールド・メンソール』
王道ブラメン味は甘さ控えめのストイックな刺激
『プルーム・オーラ』発売時に、同時に登場した『EVO（エボ）』シリーズのインパクトが強すぎて、オーラを吸うなら『エボ』じゃないとダメなんじゃないかと思っている人もいるかも知れませんが、従来の『メビウス』『キャメル』もきちんと吸えます。それどころか、アドバンスドの時よりも格段においしく吸えます、念のため。
『エボ・ブラック・メンソール』登場以前は、この『メビウス・ブラック・コールド・メンソール』（1箱20本入・税込520円・発売中）が、ナンバー1メンソール強度の地位に君臨していました。いわゆるブラメン系と呼ばれる人気の味仕立てで、甘さが極めて控えめで、革ジャンが似合うようなストイックなメンソール感が特徴。
エボ版ブラメンよりは少しやさしい笑顔を垣間見せてくれるような味わいで、ほんのりとした甘みが吐く蒸気に混じっていて、冷感がわずかに控えめ。でもこれも立派においしいブラメン。そこが何とも王道銘柄であるメビウスらしさを感じました。
第3位●『メビウス・シャープ・コールド・メンソール』
喉奥一直線！切れ味鋭いクリアな清涼感
『メビウス・シャープ・コールド・メンソール』（1箱20本入・税込520円・発売中）は、その名の通り、シャープな切れ味とストレートな清涼感を味わえます。余計な甘みがなく、蒸気が喉奥へと突き進み、蒸気を吐くときに鼻奥や舌に冷たさが広がる「おしゃれメンソール」という印象。
吸い始めのシャープな刺激は非常に気持ちよく、蒸気を吐くタイミングでタバコ葉の旨味がじんわりとにじみ出てきます。選ぶポイントは、やはりこの清涼感の広がりでしょうか。シンプルなおいしさです。
第4位●『キャメル・メンソール・コールド』
辛口ペパーミント系！容赦ない刺激を求めるならコレ
ここに来てワンコインコスパを誇るキャメルブランドから『キャメル・メンソール・コールド』（1箱20本入・税込500円・発売中）の登場。紙巻きタバコの時代から歴史あるラクダのロゴでおなじみだったキャメルは、現状非常に抽象画チックなアイコンになりました。
長く生きていれば、それだけ「とにかく辛いのが吸いたい」というときもあるでしょう。そんなときにぴったりなのが、強烈ペパーミント系メンソールのこれ。もう加えた唇からピリピリくる刺激。喉奥への容赦ないキック感が魅力です。
冬の朝の高原の空気を思い切り吸い込んだら、冷たすぎてびっくり。そんな感覚のおいしさです。ただタバコ葉の旨味がマスキングされすぎている気がしないでもありません。
第5位●『エボ・コールド・メンソール』★新配合
爽快感極まる“強冷メンソール”へアップグレード！
『エボ・コールド・メンソール』（1箱20本入・税込550円・2025年12月1日発売）は、既存の『エボ・コールド・メンソール』に、新作と同じ「冷感アクティベート成分」が新配合され、アップグレードされた製品です。
以前は、エッジの効いた冷涼感を、たばこ葉のうまさと香りと共にバランス良く味わえるのが特徴でしたが、新配合によって、爽快感の上がった強冷メンソール味へと進化を遂げました。
確かにメンソールの刺激、特に冷涼感はアップしていると思いますが、たばこ葉の芳醇な旨味と味わいもバランス良く共存しているのが、何とも不思議。メンソールとタバコ葉の旨味の良いとこ取りの蒸気を吐いて、上機嫌になれます。フラッグシップシリーズだけある、素晴らしい進化です。
第6位●『メビウス・コールド・メンソール』
冷感重視！じわじわくる大人な清涼感
『メビウス・コールド・メンソール』（1箱20本入・税込520円・発売中）は、文字通りメンソールの「冷たさ（冷感）」にこだわれる製品。喉の「手前」で刺激を感じるのが特徴で、強烈なキック感というよりも、落ち着いた冷ややかな刺激が大人っぽい印象を与えます。
このジワジワと冷たさが効いてくる清涼感は、瞬発的な刺激を求めるメンソールとはまた違った捨てがたい魅力。『エボ・コールド・メンソール』のアップグレード版とはひと味違い、舌の横にピリピリした辛味を感じます。。
第7位●『メビウス・ミックス・ミント・メンソール』
ミント好きにはたまらない、甘みを感じる王道ミント味
『メビウス・ミックス・ミント・メンソール』（1箱20本入・税込520円・発売中）は王道ミント味。正確にはミント（ハッカ）は植物の総称で、メンソールは種類名なので同じなはずなのですが、加熱式タバコの世界では、刺激強めがメンソールで、ふんわりすっきり爽快風味がミントという区分けが一般的です。
この『メビウス・ミックス・ミント・メンソール』は強すぎる冷感メンソールに少し疲れてきた方や、ミント本来の風味を楽しみたい方におすすめ。ペパーミント系の辛さもほどよくありながら、スペアミント系の甘みも同時に感じられるところが大きな特徴です。
ミントタブレットやキャンディとの互換性を意識するなら、とても良い選択肢で、ほどよく喉奥がヒリリとくる刺激はありつつも、とくに吐く蒸気に王道的なミントの甘やかな味わいが楽しめます。ゆったりと落ち着きたい一服に最適。
第8位●『キャメル・メンソール・フレッシュ』
マイルドで安定感抜群！優しくスースー
『キャメル・メンソール・フレッシュ』（1箱20本入・税込500円・発売中）は強烈さよりも、マイルドな清涼感と安定した吸い心地を重視した銘柄です。取り立てて目立つ特徴があるわけではありませんが、その「ちょうどいい感じ」が魅力で、日常のどのシーンにも馴染みます。
強すぎる刺激は求めないけれど、しっかりとしたメンソールの味わいは欲しい、という方に最適ですが、タバコ感は少なめ。
第9位●『エボ・フレッシュ・ミント』★新製品
心地よくさわやかなミント香が広がる逸品！
新製品『エボ・フレッシュ・ミント』（1箱20本入・税込550円・2025年12月1日発売）が今回のランキング最下位となりました。もちろん刺激としては弱めですが、スティックとしての完成度はかなり高く、筆者はおいしさではトップ争いだと感じています。
最強メンソール刺激の攻撃型『エボ・ブラック・メンソール』と違うのは、こちらはリラックスに向いた清涼感がメインだと言うこと。ひと口目からさわやかで柔らかみのあるミントの香りとほんのりした甘みが口いっぱいに広がり、心地よいおいしさにうっとりできます。
もちろん新作なので、冷感をよりクリアにする「冷感アクティベート成分」を搭載している分、わきまえた冷涼感も感じますが、主役はやっぱり爽快感。一服すると、ムダな力が抜けていくこの味わいはクセになるはず。
まとめ：『エボ』『メビウス』『キャメル』から選べるスースー感
「冷感アクティベート成分」搭載はけっこう画期的だと思いました。冷涼感にさらなるキレをプラスするような味わいは、プルーム用スティックの新機軸。冷たすぎないシャープな味仕立てに大きく貢献しています。エボのブラメン系は一皮むけたくらいの変化が起きていました。
とはいえ馴染みの深いメビウスも、高品質でオーラで吸う価値は存分にあり。アドバンスドでは味わえない味の深みと香りの広がりがポイントです。
コスパ的にはキャメルの各銘柄が500円のワンコインなので、気軽に吸えるメンソールとして優秀。味もわかりやすく、スースー感を楽しみたいなら充分なクオリティとなっています。
製品サンプル提供●JT