小田原市内3金融機関 特殊詐欺未然に防止 小田原署から感謝状
小田原警察署がこのほど、特殊詐欺等の被害を未然に防止した横浜銀行国府津支店とさがみ信用金庫蛍田支店、小田原鴨宮郵便局にそれぞれ感謝状を贈呈した。
対象となった3件はいずれも2月に発生。高額の現金引き出しや振込手続きのために訪れた利用者に対し、職員が声かけを実施し、理由などを確認した上で警察に通報した。確認の結果、投資名目の送金要求、Webサイトの退会費用、警察官を名乗る人物による指示などの特殊詐欺と判明し、それぞれ職員が積極的な声かけを行い、3件合わせて約1550万円の被害額を未然に防いだ。永野進警察署長(取材時)は「普段から気を付けていただいているおかげ。1件でも減らせるように一緒になって取り組んでいきたい」と話した。
生活安全課によると、管内の特殊詐欺発生件数は3月20日時点で9件、被害額は1億870万円。未然に防止した件数は3月末時点で66件あり、このうち11件が金融機関によるものだった。
最近は警察官を名乗り、「逮捕状が出ている」など不安をあおって現金の振込を迫る手口も増えていて、「少しでも不審に感じたら、すぐに通報してほしい」と呼び掛けている。