【あす14日からは雪どけがストップ!?】さらに雪が降る地域も 北海道の天気予報/2025年3月13日更新
北海道のあす14日(金)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
【この記事の内容】
・ポイント解説
・あすの北海道の天気と気温
・あすからの北海道の週間天気予報
・あすの札幌の朝昼晩の天気
今週は雪どけが進んだものの…あすから雪どけがストップ!?
今週は気温が高くて、雪どけが進んでいます。こちらは各地の積雪の状況です。左の数字は先週土曜日、右はきょう3月13日(木)午後3時の積雪です。札幌は77センチが44センチと30センチ以上減りました。先週大雪となった十勝の広尾町でも43センチが19センチになりました。ただ、あす14日(金)から雪どけはストップ…どころか増えていく地域もあります。
あす午後6時までの24時間に降る雪の量です。紫色、30センチくらいのところは手稲山や大雪山系など山沿いです。雪崩に注意して下さい。平地では広く5~10センチでしょう。吹雪や湿った雪による着雪にも注意が必要です。
14日の北海道の天気と気温
では、あす14日(金)の天気と気温です。
各地で風が強く、日本海側やオホーツク海側で湿った雪が降るでしょう。気温は朝からあまり上がらず、寒くなります。冬の装いが必要です。
では、あすの時間ごとの天気。道央・道南からです。
湿った雪でふぶくでしょう。あすは札幌市内の中学校の卒業式ですが、卒業証書が濡れないように気を付けて下さい。江差は雨で、千歳でも時折ふぶくでしょう。
道北・空知です。
羽幌や留萌、滝川方面を中心に雪が降り、ふぶくでしょう。フード付きの上着が必要です。湿った雪が積もるため、泥はねなどにも気を付けて下さい。
道東・オホーツク海側です。
オホーツク海側はふぶいて、5センチ前後の雪が降りそうです。帯広は7度まで気温が上がりますが、その他は朝から気温が上がらず、寒いでしょう。
14日からの北海道の週間天気予報
では、週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。15日(土)は、石狩湾周辺や知床半島周辺で10センチ前後の雪が降るでしょう。16日(日)の夜から17日(月)にかけては広く雪となりそうです。
つづいて、太平洋側です。土曜日は割合穏やかですが、最高気温は5度くらいと寒いでしょう。積雪がゼロの地域でも、日曜の午後から月曜にかけては広く雪が積もりそうです。
3月14日の札幌の朝昼晩の天気
あすの札幌です!朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
あすは傘が必要で、寒くなりますが、気温はプラスなので湿った雪です。
傘がさしにくくなることもあるので、防水加工の上着、そしてシャーベット状に雪が積もるため、長靴も必要です。
雪の情報は、HBCのホームページの「もんすけ雪かき予報」でもご紹介しています。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。
※13日午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
編集:Sitakke編集部ナベ子