誰もが『もう人間とは暮らせない、処分になる』と思っていた犬…信じられない『絶望から変化をとげた姿』に涙腺崩壊「幸せに」「号泣」と感動の声
人からの愛を知らず攻撃的な行動をとっていたため、殺処分の可能性も視野に入っていた大型犬。しかし、ある出逢いによって少しずつ人間への信頼を取り戻し、災害救助犬として生まれ変わった姿は Instagramで多くの人を感動させ、「感動しました」「幸せに暮らしてね」「もう号泣です」といった声が殺到しています。
長い間、鎖に繋がれて攻撃的だった大型犬
Instagramアカウント『yamaboushinoki inuneko』さまは、犬や猫の保護活動を行いながら、そもそも保護される動物たちがいなくなるように根本的な解決を目指している団体様です。
山ぼうしの樹犬猫の会は、以前ジローちゃんと呼ばれるシェパードに関するご相談を高齢夫婦から受けていた過去を持ちます。5歳のシェパードは、長い間、鎖に繋がれて人に触れられることもなく生きてきたため、人に対して不信感を抱いていました。
人に噛み付いたり唸ったりするため、ご夫婦も触れないと悩んでおり、おばあさんに至っては「ジローと一緒に死のうかとも思った」と言うほど追い詰められていたといいます。
あまりにも凶暴な状態で、触れることすら難しかったというジローちゃん。このままでは里親さんが見つからず、最悪の場合、殺処分になってしまうかもしれない……とすら思われており、絶望的な状況だったそうです。
奇跡の出会いによって笑顔が戻ったジローちゃん
しかし、奇跡的なタイミングである訓練士の先生がジローちゃんと出会い、「ジローを預かります」と申し出てくれたのです！どうやら先生はジローちゃんに可能性があると気づいてくれたのだそう。
ジローちゃんの首には鎖が食い込んでしまっており、首の怪我で生きるか死ぬかの危機に陥っていたそうですが、こちらも綺麗に取ることができ、無事に一命を取り留めたジローちゃん。ここから新たな犬生が始まることに！
すでに5歳となっていたジローちゃんは、この時点で噛み付く、吠えると問題が山積みでした。訓練士の先生も噛みつかれたら大怪我を負うほどのリスクを背負いながらも毎日ジローちゃんと向き合い、何度も何度もジローちゃんの名前を呼び、根気強く一緒に過ごすことで信頼を勝ち取っていったといいます。
すると、徐々にジローちゃんも訓練士の先生に心を開き始め、自分に対しても自信を持つような様子を見せ始めたのだとか！問題行動も落ち着き、訓練士の先生の言葉に耳を傾け従うようになったジローちゃん。
そしてなんと、ジローちゃんは数々の困難を経て、人を救う『災害救助犬』となったのです！人の身勝手な行動で傷つけられ、一度は攻撃的になっていたジローちゃんが、訓練士の先生の根気強い愛情で再び生まれ変わり、今度は人を救う側になったなんて……まるで映画のようです。
このような経緯を経て、幸せを掴み取ったジローちゃん。これから本格的に災害救助犬としての活動が開始されるジローちゃんのご活躍を心より応援しております！
災害救助犬となった姿に多くの人が感動
元々、飼い主によって見捨てられてしまったジローちゃんが数々の困難を乗り越えて災害救助犬となった映画のような物語は、 Instagramで多くの人の胸を打ちました。
投稿には「ジローちゃん、ほんとにすごい！」「ジローくんの活躍をテレビでやってほしいなぁ」「素敵な物語」「感動しました」「幸せに暮らしてね！」「もう号泣です」といった声が殺到し、多くの人がジローちゃんに称賛と祝福の声を送っています。
Instagramアカウント『yamaboushinoki inuneko』さまでは、ジローちゃんのようにさまざまな事情で保護された犬や猫の経緯や、その後の様子などが投稿されています。
野良犬や捨てられた飼い犬に関する現状や、どのように救っているのかなど、活動報告も行われておりますので、ぜひ現在の日本を取り巻く保護犬事情を投稿を通してご確認ください。
ジローちゃん、山ぼうしの樹犬猫の会の方々、この度はご協力いただき誠にありがとうございました。
写真・動画提供： Instagramアカウント「yamaboushinoki inuneko」さま
執筆：しおり
編集：わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。