関東有数のバスフィールド「相模湖」攻略のカギを握るエリアと効果的なリグ!
「相模湖」は関東でも屈指の人気を誇るバスフィールドで、バスアングラーによるプレッシャーがMAXクラスに高い湖です。正直、適当にやってもなかなか釣れないのが現状…。
そこで今回は、相模湖を攻略するうえで欠かせない主要ポイントと、バス釣り初心者さんにもおすすめのリグを紹介したいと思います。さらに、各有名ポイントにアクセスするための拠点となるボート店もご紹介。相模湖攻略の一手としてご参考ください。
相模湖ってどんなところ?
「相模湖」は神奈川県相模原市にある超人気フィールドです。週末ともなれば、100艇以上ものボートが湖上に浮かび、みなさんバス釣りを楽しんでいます。
特徴として、人造湖(ダム)なので岸から沖側は急深になるエリアが多いということ。また、土日はレガッタなどでも使用することが多いため、ダムサイトで流れを止めてしまうこともあり、湖全体の流れが止まってしまうことがあります。
気象条件以外にも気にする要因のあるフィールドですが、都心から1時間ほどで行けることも人気の要因となっています。
相模湖で知っておくべき一流エリアとポイント
日相園前の「旧橋脚跡」
日相園前の「旧橋脚跡」は相模湖における超一級ポイント。上流からの川の合流点であり、常に新鮮な流れが当たるエリアにあります。そのど真ん中に旧橋脚があることで、バスにとっては最高のエリアとなっています。沖に浮いているオレンジのボート付近がそのポイントです。
また、ボート桟橋も近くにあり、オールシーズンバスがストックされているのも特徴。しかし、ボートの往来によるプレッシャーや、超一級ポイントがゆえに1年中人的プレッシャーにさらされるエリアなので、当エリアの攻略はタイミングが大事です。
「勝瀬橋」周辺
「勝瀬橋」は本湖と上流がつながる位置にある橋です。湖の水が勝瀬橋の下を流れ本湖に向かうため、メインチャンネルが分かりやすく当たっています。橋脚が真ん中に建っていたり、ストラクチャーが沈んでいたり、流れの先には「一二三エリア」があったりと、ねらえる場所が豊富です。
このエリアもプレッシャーは高いですが、ねらえる範囲が広いのでその日の状況を把握するには適しています。
「青田ワンド」
相模湖でもっとも有名なワンドといってもいいのが「青田ワンド」。ちょっと分かりづらいですが、写真の赤の線から奥が青田ワンドになります。本湖にあるワンドで、ワンド入口の岬からワンド奥の立ち入り禁止看板までチャンスが広がっています。
青田ワンドでねらいたいポイントは、最奥の立入禁止看板の両サイドからワンド入口の岬と浮き漁礁付近の小規模岬など、バスの通り道になりそうなポイントがおすすめです。
相模湖で使用したいリグと使い方
ノーシンカー
とにかくバスが釣りたい人は「ノーシンカー」がおすすめ。シャローに向かってノーシンカーをキャストしてフォールさせるだけといったシンプルな釣り方です。反応しない場合には、軽くジャークしてあげてください。
コツはできるだけねらうポイントの奥に入れること。そのためには、オフセットフックを使用して根掛かりをさせないようにリグを組みましょう。
オフセットフックでも掛かり重視のものだと、少しの衝撃でフックポイントが出てきてしまうので、ラインアイとフックポイントが横から見て同じ高さになるものを選ぶのが得策。おすすめは、「T・N・S OFFSET(ハヤブサ)」です。
キャロライナリグ
「キャロライナリグ」を使うにあたってオススメしたいのが「ヘビキャロ」。10g以上のシンカーを使用してボトムをしっかり感じることで、ボトムの状況を把握します。魚探を持っていないアングラーや、地形やストラクチャーの把握にも効果的です。
先ほど紹介した各エリアでも有効なヘビキャロ。フルキャストしてボトムにしっかりと着底させたら、ボトムが感じられる速度でズル引きしてください。地形の起伏が感じられたり、引っ掛かりが強ければそこに変化がある証拠です。ほかのルアーやリグで重点的に攻略することで効率よく魚を誘うことができます。
チャターベイト
個人的に相模湖で有効だと思っているのが「チャターベイト」です。相模湖ではオーバーハングが多く、スピナーベイトだと風の影響を受けてキャストが決まりにくいこともよくあります。チャターベイトであれば風の影響を受けにくく、低弾道でオーバーハング下に入れることができるうえ、慣れてくればスキッピングでさらに奥まで入れることもできるようになります。
ノーシンカー同様、オーバーハングの奥まで入れることが釣果を伸ばすポイントです。もちろん、目に見えるストラクチャーに当てながら通すことも重要なので、たくさん投げてください。
相模湖のレンタルボート店を紹介
相模湖にはひじょうにたくさんのボート店がありますが、そのなかのボート店を幾つか紹介します。
秋川屋
秋川屋さんは相模湖でもっとも上流にあるボート屋さんです。特徴として、駐車場からボートまでがすごく近いので準備や後片付けがとても楽。上流エリアをねらうときにはおすすめです。
12Vのエレキだと本湖まで行くにはかなり時間がかかるのと、バッテリーが帰りは持たなくなる可能性があるので、予備のバッテリーを積むことを忘れないようにしましょう。
秋川屋
住所:〒252-0187 神奈川県相模原市緑区名倉25
TEL:042-687-2030
HP:https://ameblo.jp/akiyamakawa/
日相園
日相園さんは、駐車場がたくさんあり、登りはエスカレーターで戻ることができるため、釣り終わりの体力でも後片付けがしんどくないボート屋さん。上流にある秋山川と桂川方面、本湖とアクセスが可能なので、上流を中心に「もしかしたら本湖も行きたいな…」と思っているアングラーにオススメです。
上流にあるため本湖に行くには少し時間がかかりますが、宿泊施設もあるので連日釣行にも向いています。
日相園
住所:〒252-0185 神奈川県相模原市緑区日連754
TEL:042-687-2206
HP:https://nissoen.com/fishing.html
柴田ボート
高速の出入口の目の前にあり、自動車でのアクセスが最高なのが柴田ボートさん。駐車場からボート桟橋の高低差はかなりありますが、荷物を上げ下ろしできる滑車があるので気になりません。本湖との境にある勝瀬橋に近い場所にあり、本湖を中心に上流方面にも向かうことができます。
帰りの渋滞は藤野方面から柴田ボート前、高速入口までがほとんど。夕方まで釣りをして、サラッと高速に乗るには抜群の立地です。
柴田ボート
住所:〒252-0183 神奈川県相模原市緑区吉野54
TEL:070-3660-6363
HP:https://www.shibata-boat.com/
小川亭
小川亭さんは、本湖最下流にあるボート屋さん。本湖中心の釣りをしたいアングラーには、こちらからの出艇が向いています。「ねん坂」や「ダムサイト」といったポイントは、小川亭や付近のボート屋さん以外からのアングラーがいないことが多いので、比較的自由に釣りができます。
駐車場の誘導や釣行終わりの一口お菓子など、ほかのボート屋さんにはないサービスが嬉しいのも特徴。相模湖では珍しくファミレスが真横にあるので、お昼休憩など一息入れやすいのも特徴です。徒歩1分のとこにコンビニもあります。
高尾方面や相模原方面は渋滞がほとんどないので、下道でストレスなく来られるありがたい立地です。
小川亭
住所:〒252-0171 神奈川県相模原市緑区与瀬279
TEL:080-7271-3011
HP:https://www.ogawatei.info/
ほかにも、まだまだ紹介したいよいエリアやピンスポットなどさまざまありますが、今回は「相模湖」を攻略するうえで押さえておきたいエリアを中心に、大まかに紹介させてもらいました。
また、ボート店は自分が攻略したいエリアから近いところを選んでもらうと、移動時間を短縮し釣りをする時間を多く作れるので、そういった理由で毎回変えるのもよいかと思います。ぜひ参考に、相模湖でのバスフィッシング攻略を楽しんでください!
釣り・アウトドア好きな一般ライターさんを強力募集中!!
詳しくはコチラ!
レポーター
プロフィール:マッキー
横浜市生まれ
高校生までプロサッカー選手を夢見てサッカーに打ち込むかたわら、バス釣りに出会い毎週のように釣り場に行く。社会人になってもその熱はとどまるとこを知らず、週末には大会にも参戦する日々。現在は行政書士事務所で働く負けず嫌いのバスアングラー。