【今週の『仮面ライダーガヴ』の話題は?】酸賀研造が「仮面ライダーベイク」に初変身! そのマッドサイエンティストぶりに視聴者騒然!?<第27話>
2024年9月より、令和ライダー第6作『仮面ライダーガヴ』が放送中です。本作では、シリーズ初となるお菓子の仮面ライダーが大活躍!
異世界からやって来た青年・ショウマは、お菓子を食べることで、お腹にある第二の口(ガヴ)から眷属・ゴチゾウを生み出し、仮面ライダーガヴへと変身! 知的生命体グラニュートや異世界の大手お菓子会社・ストマック社との戦いに挑みます。
ゴチゾウの可愛らしさとシリアスなストーリー展開のギャップが話題を呼んでいる本作。仮面ライダーヴァレン/辛木田絆斗(からきだ はんと)や、仮面ライダーヴラム/ラキア・アマルガも仲間に加わり、物語はクライマックスに向けて加速しています。
第27話では、グラニュート研究家・酸賀研造(すが けんぞう)が「仮面ライダーベイク」に初変身! 予告映像の段階でかなり話題になっており、待ちに待った放送では、酸賀の目的や過去が明かされ、視聴者の間でさまざまな感想が飛び交いました。
本記事では、SNSでの反響とともに、第27話のポイントのおさらいや今後の展開について考察していきます!
仮面ライダーベイク初変身! 神聖な“あの言葉”をド忘れ……⁉
ショウマを捕まえた酸賀は「見せたいものがある」と絆斗に電話をかけます。ショウマを助けるために、重傷を負いながらも飛び出した絆斗。
待ち構えていた酸賀は「ベイクマグナム」と「ブレイクッキーゴチゾウ」を取り出し、「なんだっけ? えー……あっそうだ、変身」と、仮面ライダーにとって大切な”変身”という言葉をド忘れ! 歴代ライダーの中でも一二を争うほどのテキトーさで、仮面ライダーベイクへと変身しました。
仮面ライダーシリーズにとって「変身」という言葉は、とても神聖なもの。それを雑に扱う酸賀の姿にSNSでは「あの適当で侮辱的な変身が刺さる…!」「酸賀が最悪すぎて最高」「酸賀の変身講座はまだ?」など、酸賀らしい初変身が癖に刺さった方も多かったようです。
酸賀の目的はあくまでも「グラニュートより強い人間を作る」こと。自分が仮面ライダーになることには興味がない点や、目的のためにずっと一途な姿勢が視聴者からはカッコいいヒールキャラとして賞賛されていました。
明かされていく真実に絆斗は……
ベイクへと変身した酸賀は、その強さを証明するためにショウマに勝負をしかけますが、ショウマは人間である酸賀と戦うことにためらい、本気を出せません。見かねた酸賀は、ベイクを作った目的や、これまでの研究について語り始めます。
研究の過程で8人を犠牲にし、絆斗を変身させるために絆斗の師匠である塩谷も手にかけた酸賀。それを知った絆斗は、呆然とした表情で崩れ落ちてしまいます。
母親をグラニュートに奪われ、友人には金で売られ、これまで幾度となく不幸に見舞われてきた絆斗に、またしても残酷な現実が突きつけられました。
度重なる絆斗の不幸に、SNSでは「ずっと絆斗が可哀想すぎる」「なんでこんなに良い子が幸せになれないの?」「酸賀が最悪すぎる」と彼の境遇を嘆く声が続出。筆者自身も、ショウマ、絆斗、ラキアが三人で笑いあう日がくることを願っています……。
唯一の癒しはラキアのすべり台!?
第27話は全体的にシリアスな展開が多く、視聴者の心に重くのしかかるエピソードでしたが、ほっこりする場面もありました。それが、ラキアのすべり台シーン。
「ショウマがさらわれた!」と、幸果(=ショウマとラキアが手伝っている何でも屋の社長)から連絡を受けたラキアがいたのは、なんと子どもたちで賑わう公園!
登場当初のラキアは、人目を避けるように廃墟で寝泊まりしていました。それを思うと、今や一人で街を歩き、公園にいるというだけで、大きな変化を感じます。
SNSでは、「188cmの男性とすべり台の組み合わせがシュール」「他の内容が重すぎてラキアのすべり台シーンだけが癒し」など、唐突な可愛いシーンに癒やされたという声が。また、ラキア役の庄司浩平さんも、Xのポストで「流石に話が重すぎたので緩衝材になったラキア」と投稿。
そんなラキアは「ヴラスタムギア」と「どっプリンゴチゾウ」をデンテ(=ショウマの大叔父)に託しており、次回の第28話『絆のチョコフラッペ!』では、新しいベルトやゴチゾウが登場するかも!?
酸賀は、なぜ「グラニュートよりも強い人間」を作りたいのか? 全てを知った絆斗はどうするのか?
それぞれの思いが交錯し、物語はさらに深まっていく「仮面ライダーガヴ」。次回はどんな展開が待っているのか、放送を楽しみに待ちましょう!
[文/五六七 八千代]