ジョシュ・ブローリン、サノス役復帰に前向き ─ 「相応しい形で再演を」
マルチバースが開いた(MCU)の“マルチバース・サーガ”では、あらゆるシナリオの実現が可能だが、“インフィニティ・サーガ”でアベンジャーズを窮地に陥れたラスボス、“マッド・タイタン”ことサノスの再登場はあり得るのだろうか?
米のインタビューで、この質問を投げかけられたサノス役のジョシュ・ブローリンが回答。「冗談ではなく、サノスを演じることには特別なものがあります。“サノスを復活させるんだ”というのなら、『ボーダーライン』のように妥当じゃなければダメです」との姿勢を語った。
『ボーダーライン』(2015)は、メキシコの麻薬組織壊滅のため危険な任務に身を投じる特殊チームを描いた映画で、ブローリンは特別捜査官マット・グレイヴァー役で出演。高い評価を受けた同作の成功を受け、ブローリンは続編『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』(2018)ブローリンでカムバックした。
評判作『ボーダーライン』を例に挙げたブローリンは、この映画の続編のように価値があるなら復帰に前向きのようだ。「サノスを復帰させるなら、サノスに相応しくなければなりません。ルッソ兄弟が僕にやってほしいなら、何でもやりますよ」ともコメント。『アベンジャーズ』シリーズの新2部作『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題)』で監督復帰するジョー&アンソニー・ルッソ兄弟との再タッグにも意欲を見せた。
“カムバック”といえば、『アベンジャーズ』シリーズ新2部作に、アイアンマン/トニー・スターク役のロバート・ダウニー・Jr.が、ヴィランのドクター・ドゥーム役でを果たすことは周知の事実。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)では、サノスとの対決でアベンジャーズが苦戦を強いられるなか、インフィニティ・ストーンを奪い取ったトニーがインフィニティ・ガントレットにはめ込んで指をスナップし、サノスは消滅。自らを犠牲にしたトニーの英雄的行為により、地球と宇宙は危機を脱した。
もし、『アベンジャーズ』新シリーズでサノス役をブローリンが再演すれば、容姿は同じだが異なるキャラクターを演じるダウニー・Jr.と再び顔を合わせることになる。『エンドゲーム』で究極の対決を果たしたキャラクターの因縁や、新たな関係性が描かれることになるのだろうか。サノスの復帰については未知だが、マッド・タイタンの復活を期待しつつ、『アベンジャーズ』新シリーズの到着を待とう。
映画『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』は2026年5月1日、『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題)』は2027年5月7日に米国公開予定。なお、サノスの役のジョシュ・ブローリンは「東京コミコン2024」で来日予定だ。
Source: