企業や学校へ挨拶も。ペナルティ・ワッキー、舞台のプロデューサーとしての日々を語る
大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜日~金曜日13時~15時30分)、2月6日の放送にお笑いコンビ、ペナルティのワッキーが出演した。自身が出演し、プロデュースも務めている舞台『Mother~特攻の母 鳥濱トメ物語~』について語った。
ワッキー「お芝居を来月、やるんです。アース製薬100周年presents『Mother~特攻の母 鳥濱トメ物語~』という舞台です。戦時中に実際、鹿児島の知覧に食堂があって。その食堂の鳥濱トメさんというおばちゃんの話です」
大竹まこと「そこでまかないがあって。若い特攻隊員が知覧から飛び立っていくんだ」
ワッキー「そうです。食堂に集まってくる特攻隊員の方たちのお世話をして。戦争では負けてしまうじゃないですか。今度は進駐軍、アメリカ兵たちの指定食堂になるんです。富屋食堂といいます。最初は嫌がるんだけど、ひとりひとりを見てみたら悪い子じゃない、来たくて来ているわけじゃない、というところにたどり着いて。戦後、アメリカ兵の方たちの面倒も見る、という、実在したすごい方です」
大竹「ワッキーの役割はなんですか?」
ワッキー「特攻隊の隊長です、52歳なのに(笑)。52人出るんですけど、主役の鳥濱トメさんは浅香唯さんが演じられるんですよ」
はるな愛「唯さん! 私たち、世代やからね。C-Girlね」
ワッキー「そう、本当に大好きで。で、ジャングルポケットの太田(博久)、フィギュアスケートの安藤美姫さんたちも出るんですよ。僕がキャスティングして」
はるな「え、どういうこと!?」
ワッキー「この『Mother』のプロデューサーをしているんですよ。16年、続いていて。12年前から僕、出ているんです。今回は4年ぶりに行う、『ちゃんとやらなきゃ』ということで。キャスティング、スポンサーまわり、営業、チラシづくり。あと集客にあたってのこと、いろいろと。普通に背広を着て企業をまわったり、学校へ行ったりしているんですよ」
大竹「ワッキーが。演出は?」
ワッキー「演出は藤森一朗さんという方がしています。内容は変わらずに配役は変わっていく、と。主役の鳥濱トメさんを初年度から11年間、大林素子さんがしていたんです」
大竹「ええ、知らなかった」
ワッキー「そのあと2代目、スケバンは3代目だったけど、浅香唯さんに代わったんです」
はるな「プレゼンの仕方、仕上がっていますね(笑)。(普段は)キャスティングされる側でしょう。裏方は気づきなんかも多いんじゃないですか?」
ワッキー「そう。ジャングルポケットの太田というのは後輩なんですけど、特攻隊の方は強い意志があって強い男、というイメージがあるんですね。熱い男にやってもらいたくて。太田は大学までずっと柔道をしていたようなやつで。こいつ熱いな、とずっと思っていて。オファーしたら『やりたいです!』って。この『Mother』を観に来てくれたことがあるんですよ。あの舞台なら出たいです、と言って、出てくれるんです」
放送ではワッキーが芸人となる前のタイでの出来事、サッカー部時代のエピソードなども話題となった。詳しくはradikoのタイムフリー機能で確認してほしい。