【南足柄市】大雄山最乗寺で紅葉ライトアップ 11月22日から30日に「灯りの祭典」
県内でも有数の紅葉名所として知られる南足柄市の大雄山最乗寺で11月22日(土)から30日(日)まで「あしがら灯りの祭典」が開かれる。期間中は、毎日午後4時半から8時半まで紅葉をライトアップ。季節の移り変わりを知らせる紅葉を一層際立たせる灯りの数々が、ほかにはない独特の空間へと誘う。
神奈川県西部エリアの活性化を目指した広域プロモーションとして実施される同イベント。全国に4000余りの門流を持ち、600年以上の歴史がある同寺は、その中心となる。期間中は日中から参加型のイベントが多数企画され、実行委員会では最乗寺を起点とした周遊観光の広がりを期待している。
初日は点灯式が開かれ、相洋高校和太鼓部の演奏やランタンの打ち上げなどが予定されている。イベントの見どころは、ライトアップに加え県西エリアの各市町に伝わる灯りが集結する点。南足柄市の金太郎ねぶたや小田原市の小田原ちょうちん、大井町のひょうたんランプなど、連なる灯りが各所で闇を照らす。このほか、土日を中心に企画も多数。
またイベントに合わせ、大雄山最乗寺主催の演奏会・ワークショップ・座禅体験・お抹茶体験などもあり、いつにも増してにぎやかな9日間となりそうだ。
実行委員長の加藤修平南足柄市長は「歴史とロマンを各市町の灯りでつなぎ、地域愛を心に燈し、明日の発展を目指します。黒岩県知事をはじめ『あしがら』を共通のフィールドとする地域の首長の皆様のご参加に心から感謝いたします」などと話している。
期間中のイベント詳細はかながわ西観光コンベンション・ビューロー(https://www.kanagawacvb.com/)、大雄山最乗寺(https://daiyuuzan.or.jp/)。