長崎弁!意味が難しい「長崎の方言」ランキングPart2
今回はウェブアンケートにて総勢8,714名に調査した<長崎弁!意味が難しい「長崎の方言」ランキングPart2>を発表します。長崎弁とひとことで言っても、県内でも地域や年代によって使い方が違うことも。冬に出来る自然現象の「びーどろ」って?気になる方はさっそくランキングをチェック!
※記事中の人物・製品・サービスに関する情報等は、記事掲載当時のものです。
【長崎弁!意味が難しい「長崎の方言」ランキングPart2】
第1位 びっつんなか(可愛くない)(755票)
第2位 びーどろ(つらら)(683票)
第3位 よそわしか(汚い、イライラする)(547票)
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)8,714名/調査日:2025年4月29日
“びっつんなか”or“みじょか”?! 1位は「びっつんなか」!
<投票者のコメント>
「全く聞いたことがない」
「絶対意味わかりません」
「九州育ちだから、大体似てる言葉が多いよ」
長崎県の方言「びっつんなか」は「可愛くない」や「不格好」という意味になります。長崎県の中でも主に五島列島で使われている方言です。ちなみに「可愛い」は方言で言うと「みじょか」に。さらに、今で言う「ブサかわ」という意味の、「びっつんなか」と「みじょか」の2つが合わさった「びっつんみじょか」という方言もあります!
開港が方言のキッカケ!?2位は「びーどろ」!
<投票者のコメント>
「ガラスかと…」
「びーどろといえばビードロを吹く女じゃないのか?」
「長崎では滅多に使わなさそうな言葉ですね」
長崎県の方言で「びーどろ」は「つらら」という意味になります。長崎県での中でも五島列島で主に使われているほか、鹿児島県や愛媛県、茨城県の一部などでも使われています。ポルトガル語で「ガラス」を意味する「vidro」が語源になっているという説があります。確かに「つらら」はガラスのようにも見えますね。1571年に開港した長崎らしい方言とも言えますね!
街中で聞いたら歩くときに注意が必要かも?! 3位は「よそわしか」!
<投票者のコメント>
「よそよそしいみたいな意味かと思う」
「『せからしか』という言葉を知っているがそれとも大きく違う」
「わからん~!」
長崎県を旅していて、何やら道に落ちているものを「よそわしか~」と言ってよける人々がいたら、どうしますか?気になって何があるのか近づいてしまいそうですね。じつは長崎県では「よそわしか」は、「汚い」や「イライラする」を意味する方言です。佐賀県や熊本県、大分県などでも使われています。「よそわしかことせんで」は「汚いことしないで」という意味になります!