老いてなお、ゴキゲンに生きるヒントがここにあるドキュメンタリー『104歳、哲代さんのひとり暮らし』上映劇場わずか5館で1万人突破!4月18日より全国30館以上で順次公開
広島県尾道市でひとり暮らしをしている石井哲代さんの101歳から104歳までの日々を描いた『104歳、哲代さんのひとり暮らし』が映画化され、哲代さんの地元・広島県内の5つの映画館で1月31日(金)から先行公開された。すると公開17日目には、観客数1万人を突破し、ミニシアターランキングでは第3位にランクイン。4月18日(金)からは、シネスイッチ銀座ほか全国30館以上で順次公開される。
石井哲代さんは、小学校の教員として働き、退職後は民生委員として地域のために尽くしてきた。83歳で夫を見送ってからは、姪や近所の人たちと助け合い、笑い合いながら過ごしている。いりこの味噌汁をつくり、家の周りの薬草をとり、ご近所さんとお茶を飲みながら語り合う。時には体調を崩したし、年齢を重ねてできないことが増えても、自分を上手に励ましていく。何でもおいしく、誰とでも楽しく、いつだってご機嫌に。そんな哲代さんの101歳から104歳までの日々を見つめたドキュメンタリー。ナレーションはリリー・フランキー。監督・編集は山本和宏。3人による見どころ、メッセージもご覧ください。
山本和宏監督のメッセージ
「あなたは100歳まで生きたいですか?」 現在の日本で100歳まで生きたいという人は、わずか2割。不安いっぱいの人生100年時代ですが、激動の時代を生きてきた哲代さんはいつでもご機嫌です。この映画に“健康長寿の秘訣”は登場しません。それでも哲代さんのユーモアあふれるライフスタイルが、日常の一瞬一瞬の尊さに気づき、人生の一日一日を明るく灯すきっかけを与えてくれると思っています。
石井哲代さんメッセージ
のんきのんきで100年がすぎました。生きとるからこそできることがいっぱいですよ。友達とも話ができるし、花も摘まれるし。うららかな日が続く100歳はうれしいです。ありがたい人生です。「でした」言うたらいけん。「ING」でいきましょう。
リリー・フランキーさんメッセージ
普段の生活の中では気づきにくい本当の喜びとか幸福、そういう発見がたくさん散りばめられている映画だと思います。ぜひ劇場でお楽しみください。
『104歳、哲代さんのひとり暮らし』
2024/日本/94分/ドキュメンタリー/©「104歳、哲代さんのひとり暮らし」製作委員会
公式サイト https://rcc.jp/104-hitori/