【平塚市】少年硬式野球 湘南リーグ平塚リトル 6年ぶりの全国へ 3度目の頂点目指す
少年硬式野球チーム「湘南リーグ平塚リトル」(市川正雄会長)が、8月29日(金)から愛媛県で開催される全国大会「JA共済杯2025全国選抜リトルリーグ野球大会」に出場する。チーム3度目の全国制覇を目指す。
中学1年生と小学6年生の21人で構成される同チームは、エースピッチャーの黒木渚投手(中学1年)を中心とした固い守備が特徴。
6月に行われた県大会では7チームと全国出場の切符をかけて対戦した。横浜リーグとの決勝戦では、平塚リトルの先制点を皮切りに、両チームが得点を重ねる乱打戦を制し、11対7で勝利。全国大会の出場権を獲得した。
主将を務める佐々木翔大選手(同)は「県大会ではチームワークの良さを活かせた。全国での目標は優勝。楽しんでいきたい」と意気込む。
苦しい時期乗り越え
毎年9月に新チームとなるリトルリーグ。同チームは、秋ごろから春先まで試合に勝てない時期が続いたという。県予選が始まる前にチームミーティングを開き、「このままではだめだ。練習から意識を変えよう」と決意。本庄潤之介監督は「これがきっかけとなり、選手の顔つきや雰囲気が変わった」と振り返る。
同チームは全国大会で過去に2度優勝を経験。出場は6年ぶりとなる。全国に向け、連携プレーなどを確認して強みの守備にさらなる磨きをかける。攻撃面では、バッティングや送りバントの精度を上げようと練習に励んでいる。本庄監督は「全国ではノーエラーで最小失点に抑え、全国制覇を狙う」と前を向いた。
同チームは、8月30日(土)に初戦で愛媛県の代表チームと対戦する。