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「もう長くない…」医師の言葉に涙。余命宣告された母と過ごした最後の日々【体験談】

シニアカレンダー

元気だった母が、ある日突然、体の不調を訴えました。いつものように通っていたかかりつけの医院で診てもらったところ、「一度、総合病院で詳しく検査を受けたほうがいい」と言われたのです。

元気だった母の異変

紹介された病院で検査を受けた結果、複数の転移が見つかり、母はステージ4の進行がん、いわゆる末期がんであることが判明しました。手術は不可能で、放射線治療なども効果が見込めないと説明を受けました。医師からは「あと1カ月もつかどうか」とも告げられ、すぐに入院することになりました。

入院後、母の容態は日に日に悪化していきました。病状が不安定な中で、私たちは何もできず、ただ見守る日々が続きました。治療の選択肢がなく、医師の勧めもあり、緩和ケア病棟へと移ることになりました。

長くはもたないと言われていたけれど

しばらくすると、母の症状が少し落ち着いた時期がありました。そのタイミングで、私は家族と相談し、自宅で母をみとる決心をしました。

病院からは「長くはもたないだろう」と言われていましたが、母はそれから約4カ月、自宅で穏やかに過ごし、やがて静かに息を引き取りました。

自宅でのみとりは想像以上に過酷

在宅での介護やみとりは、思っていた以上に大変なことも多く、ひとりで抱え込むには限界があると感じました。

そんな中で、訪問介護や訪問看護といった外部の支援に助けられたのは本当に心強かったです。

まとめ

必要なものはすぐに準備してもらえ、スタッフの方々の対応も的確で、安心して母と向き合うことができました。母の最期を、家族のそばで迎えることができたことに、今は感謝しています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者:時田誠二/40代男性・会社員

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)

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