1歳のいたずら娘と乗り越えた、私の過酷な食べつわり体験
2020年の春から育休明けで職場復帰し、現在3歳と1歳の娘を持つママライターの愛です。
私が27歳で、長女が11ヶ月の時に第2子を妊娠していることがわかりました。長女の時に、ひどいつわりを経験したので、第2子の妊娠では安定期まで実家で過ごすことにしました。
私にとって2度目となるつわりでは、食べつわりに苦しめられました。
計画通りに2人目を妊娠。2度目のつわりがスタート
家族計画を考える際、夫も私も子どもは2人欲しく、2学年差にしたいという希望が一致していました。なので、長女と2学年差になるよう計算して、妊活を始めました。長女の時とは違い、妊活してすぐに次女を授かりました。
生理が遅れて1週間経った頃、妊娠したのだと思いましたが、妊娠検査薬は使わず、健診も早めには行きませんでした。妊娠が確定してしまうと、何となくつわりの症状も早めに始まってしまうのではないかというような気がしたからです。
しかし、そんなことはおかまいなしに、すぐに匂いに敏感になり、食べつわりも始まりました。こうして2度目のつわり生活が始まったのです。
前回より軽かった。1人目と2人目のつわりの違い
私はつわりが落ち着くまで、長女と実家に帰省することにしました。つわりの症状は、長女の時とは少し違っていました。長女の時は、ひどい時は1日10回以上吐いて、さらに食べつわり、匂いつわり、眠りつわり、よだれつわりまでありました。
一方、次女の時は、食べつわり、匂いつわり、眠りつわりがあり、吐き気は強いものの吐く回数は少なく、よだれつわりもありませんでした。長女がいて、実家で家族とも一緒に過ごせて気が紛れたこともあって、長女の時よりつわりが軽く済んだように思います。
1日の中で夜が比較的症状が軽かったため、夜更かしして少しでも楽な時間を長く過ごし、次の日はお昼近くまで寝て、調子が良い時は昼過ぎに長女と公園で遊んで過ごしていました。約2ヶ月間外に出ることも、立ち上がることもできなかった長女の時と比べれば、だいぶ楽でした。
それでも、空腹時には内臓が焼けるような感覚と吐き気があり、食べた直後は胃が焼けるようにひどくもたれました。また、常に眠く、食べ物やトイレの匂いで気持ち悪くなるといった症状にも苦しみました。
2度目のつわりでは食べられるものにも変化が
第2子の時のつわりでは吐くことが少なかったので、長女の時より食べられるものが多く、長女の時とは食べたいと思うものも違いました。
長女の時は果物やアイスしか食べられませんでしたが、次女の時は梅干しのおにぎりや冷たい雑炊、ねぎとろ巻き、ポテトチップスも食べられました。
食べつわりがひどかったので、2時間に1度は食べていました。そのため体重がかなり増えてしまいました。
つわりの症状も食べたいものも長女の時と違ったため、母に「今回は男の子じゃないか」と言われましたが、2人目も女の子でしたし、性別による症状の違いではなかったようです。つわりは人それぞれだし、1人目、2人目…によっても違うのだなと実感しました。
今ならこう思える「長女がいてくれてよかった」
第2子の妊娠でつわりに苦しんでいた時期は、長女は1歳前後。いたずらが大好きで、1人歩きもできるようになり、ちょろちょろと家中を歩き回っていました。
そのため、キッチンでいたずらしたり、テーブルに登ったりする長女を1日中追いかけ回していました。おむつ替えや離乳食の時間も、匂いつわりの症状がある私にとっては大変でした。
でも、その時はつわりの症状がある中で、長女の世話をするのはかなり大変だと感じていましたが、今思えば長女がいてくれたおかげで、吐き気を忘れられる瞬間もあり、孤独に感じることもなかったのは事実です。
長女を外で遊ばせるために、自分も外の空気を吸うことができました。今では、つらいつわりの時期を、長女にたくさん助けられたなと思っています。
このようなつわりの時期を経て、次女は妊娠39週の時、予定帝王切開にて、身長48cm、体重2552gで生まれました。妊娠期間、特につわりの時期は私もつらかったのですが、長女にもたくさん我慢させてしまいました。長女とともにつらい時期を乗り越え、生まれてきた次女。今ではとても仲の良い姉妹です。
[愛*プロフィール]
3歳と1歳の娘を持つ2児のママです。常勤で働きながらライターの仕事も始めました。まだまだ新米ママで、子育てが上手くいかずに落ち込むこともありますが、夫や子どもたちに助けられながら、楽しく過ごしています。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。