“世界的アイコン”ボブ・ディランの若き日を、ティモシー・シャラメが熱演!『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』
アカデミー賞ノミネート監督であり、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』『フォードvsフェラーリ』の名匠ジェームズ・マンゴールドが、主演にティモシー・シャラメを迎えて世界に送り出す最新作『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』が、2025年2月に日本公開されることが決定した。このたび、場面写真が解禁となった。
ティモシー・シャラメが若き日のボブ・ディランを熱演
本作では、60年代初頭、後世に大きな影響を与えたニューヨークの音楽シーンを舞台に、19歳だったミネソタ出身の一人の無名ミュージシャン、ボブ・ディランが、時代の寵児としてスターダムを駆け上がり、世界的なセンセーションを巻き起こしていく様子が描かれる。
主人公となるボブ・ディランを演じるのは、いま人気、実力とも頂点に立つ若手俳優として、世界中を虜にするティモシー・シャラメ。映画『君の名前で僕を呼んで』で「第90回アカデミー賞」主演男優賞にノミネートされ、近年では、『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』や『DUNE/デューン』シリーズなど、全世界で大ヒットのハリウッド超大作に立て続けに出演。卓越した演技力と表現の幅広さで、観客と批評家の双方から圧倒的な支持を集める若きスターとして、他の追随を許さない圧倒的存在だ。2023年には『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』のプロモーションで待望の初来日を果たし、日本での人気ぶりと唯一無二の存在感を見せつけたことも記憶に新しい。
監督を務めるのは、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』『フォードvsフェラーリ』を手掛け、『LOGAN/ローガン』では「第90回アカデミー賞」脚色賞にノミネートされた名匠ジェームズ・マンゴールド。『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』で、アメリカ音楽界の伝説的な歌手ジョニー・キャッシュとその妻の波乱に満ちた人生を感動的に紡ぎオスカーに導いたほか、大ヒットミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』でもエグゼクティブ・プロデューサーとして手腕を大いに発揮、世界を感動させる傑作として送り出した。そんなマンゴールド監督が、本作では、昨年の日本公演の熱狂も記憶に新しい、80歳を過ぎても今なお世界中のステージに立ち、生き方そのものが幅広い世代にフォロワーを産む、20世紀、21世紀を通しての最大の巨人、ボブ・ディランの<伝説の始まり>をエモーショナルに紡いでいく。
タイトルの“A Complete Unknown”とは、米音楽誌ローリング・ストーンが2004年に選出した<最も偉大な500曲>で1位に選ばれた、ディランの代表曲「ライク・ア・ローリング・ストーン」の一節。まさに“名もなき者=A Complete Unknown”だった若きディランが、この歴史に残る名曲に至る、師や恋人との出会い、激動の時代の中で羽ばたいていく姿、永遠の青春を感じさせる、爽やかで、美しく、そして激しい、心を引き裂くような情熱的なエピソードの数々を、ティモシー・シャラメとジェームズ・マンゴールド監督という、最高の才能がどのようにスクリーンに再現するのか、いまから期待が止まらない。
共演者として、エドワード・ノートン(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)、エル・ファニング(『マレフィセント』)、モニカ・バルバロ(『トップガン マーヴェリック』)、ボイド・ホルブルック(『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル 』、『LOGAN/ローガン』)、ダン・フォグラー(『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』)、ノーバート・レオ・バッツ(『エクソシスト 信じる者』)、スクート・マクネイリー(『アルゴ』『それでも夜は明ける』)といった名優たちの出演も明らかとなり、2025年を揺るがす大注目作としてすでに話題が沸騰中。
NYにたどり着いた19歳の無名の青年が世界を変える
歴史に残る名曲と伝説を数多く残し、今もなお現役でステージに立ち続ける史上最高のミュージシャン、ボブ・ディラン。<生きる伝説>として世界に影響を与え続ける彼は、2016年に、その文学的影響力により、ミュージシャンとして初となるノーベル文学賞を受賞したほか、アメリカ文化へ多大な影響をもたらしたとしてピュリツァー賞特別賞を受賞。さらに、フランスの最高勲章であるレジオン・ドヌール勲章、民間人に贈られるアメリカ最高位の勲章となる大統領自由勲章などが贈られている。
『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』は2025年2月、全国公開