自炊のハードルを下げる。「食費が少ない人」がしている“3つの手間抜き術”
毎日休めない食事の準備。特に家族が集まる休日はどっと疲れが溜まることも……。外食したくなるけれど、自炊に勝る節約はありません。そんなときは、くふうで手間を抜きましょう。ここでは、5人家族・月の食費2万円台でやりくりするわたしがやっている、自炊のハードルを下げる「3つの手間抜き術」をご紹介します。
ホットプレートでおかずをつくる
疲れた日は、フライパンを封印(笑)! ダイニングテーブルの上にホットプレートを出して、その上で調理します。面倒なようですが、これがパターン化するとけっこうラクです。
材料さえ揃えてしまえば、盛り付けもすべてテーブルの上。つくれるメニューも限られるので、手の凝ったものは選択肢から外れます。
よくつくるのは、お好み焼き・焼きそば・チャーハンなど。お肉と野菜を焼いて、ご飯と一緒に食べることもありますよ。
フライパンで調理して出すと質素に見える食事も、ホットプレートの力を借りると豪華に見えるから驚きです!
とりあえず麺を出す
困ったとき、疲れたときは“とりあえず”麺の出番。お腹も膨れるし、ほかに材料がなくても「かけうどん」はつくれます。
この日のために、冷凍うどんを買っておくのも忘れずに! 冷凍うどんがあると、朝・昼・夜どのタイミングでも、食事として成立します。
うどんに限らず、パスタやそばを用意しておくのもおすすめ。麺のレパートリーが多ければ多いほど、ラクに手間抜きできる選択肢が増えますよ。
電子レンジに働いてもらう
疲れたときは無理をせず、ほったらかしでつくれるメニューに限定します。一番いいのは「冷ややっこ」など開封するだけで完成するもの。
家に買い置きがないときは、加熱の手間は電子レンジに働いてもらいます。
耐熱容器にカットした野菜を入れてチンすれば、味付けするだけでおひたしの完成。このように「切って温めるだけ」の献立にするだけでも、手間はぐんと減らせます。
自炊はいかにラクをするかが大事
手間をかけても苦にならない方は別として、自炊は上手に手間を抜くことが継続のコツです。
毎日、しかも朝昼晩休めない家事だからこそ、頑張りすぎない。できる部分はしっかりラクをすると、細く長く自炊生活が続きますよ。
※食材は一部ふるさと納税の返礼品を活用しています。
※わが家の食費はお米代・お菓子代別です。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア