【西武】ドラフト2位ルーキー渡部聖弥選手インタビュー 「守備、走塁、打撃、三拍子揃った選手をずっと目指してきた」
1月23日放送のライオンズエクスプレスではルーキー特集をお届け。埼玉西武ライオンズドラフト2位ルーキーの渡部聖弥選手にインタビューした模様を放送した。アピールポイント、1年目シーズンの目標について訊いた。
――今の体重はどれくらいですか?
渡部「体重は93キロぐらいです」
――ベスト体重はどれくらいだと思いますか?
渡部「90キロ手前ぐらいです。これからシーズンに向けて少しずつ絞っていこうかなと思っています」
――ご自身が思うアピールポイントはどんなところでしょうか?
渡部「自分は三拍子揃った選手だと思っています。守備、走塁、打撃で、特に打撃には自信があります」
――大阪商業大学2年生の春のリーグ戦で首位打者。広島広陵高校時代は通算30本のホームランなどを聞くと、長距離打者を目指すのでしょうか?
渡部「まずは打率にこだわって、結果としてホームランもついてくるような形だと思います」
――渡部選手自身は現時点でどんな打者だと思いますか?
渡部「自分の認識としては中距離打者で、レフトからライトまでどの方向にも長打、強い打球を打つことができる。特に打率を残せるところが自分の持ち味だと思っています」
――守備に関してはどんなタイプですか?
渡部「自分は守備にも自信があって、特に足を活かした一歩目、守備範囲の広さと肩にも自信があるので、そういったところを持ち味にしています」
――守備位置は外野手、三塁手となっていますね。
渡部「外野手でもあり、三塁手、内野も守れるという形です」
――ご自身的には外野手、三塁手、どちらでまずはアピールをしていきたいですか?
渡部「自分的にも外野手から始めて、まずは持ち味のバッティングというところでアピールをしていきたいと考えています」
――50メートル走が6秒1と伺っております。
渡部「高校時代から足を売りにしていて、大学にかけて15キロ近く体重が増えたんですけど、自分は三拍子揃った選手をずっと目指してきたので、体重が増える上で脚力も劣らないようにトレーニングをしてきました」
――大学卒のルーキーとは思えない理路整然とした受け答えですね。
渡部「ありがとうございます!」
――広島出身で名前が「せいや」となると鈴木誠也選手のことを思い浮かべてしまうのですが、ご両親が鈴木誠也選手のファンだったりしますか?
渡部「そういうわけではないです。強いて言うなら兄弟全員名前の真ん中に「い」がついているので、そういう関わりもあるというだけですね」
――3人兄弟の真ん中なんですね。上から名前をお聞きしてもいいですか?
渡部「兄が「かいと」で、自分が「せいや」で、妹が「あいる」です」
――プロ野球選手になる上で、妹さん、お兄さんからどんな反応がありましたか?
渡部「兄も関西で働いていて、知り合いから『弟さんすごいね』と言われると聞きましたし、妹も学校で『お兄さんすごいね』と言われると聞いたりしているので、嬉しい気持ちもあります」
――1年目シーズンの目標を教えていただけますか?
渡部「まずは開幕スタメンというところを目標にしていて、シーズン通して3割を打ちたいなと思っています」
※インタビュアー:文化放送・長谷川太アナウンサー