煉瓦の計測調査も体験!構造物の背景を探る 神戸市立博物館が「神戸の煉瓦」をテーマに学芸員と神戸を巡るイベントを開催 神戸市
神戸市立博物館(神戸市中央区)が10月26日と11月2日の2日間、同館の学芸員と一緒に神戸の歴史や文化について考え、関連する市内のスポットを巡る体験型の講座「第8回学芸員と神戸を巡る」を開催します。現在参加者を募集中。
今年は「神戸の煉瓦」をテーマに、1日目は博物館で解説を聞き、2日目は神戸市内の現地を巡る、2日間1セットの講座です。
日本において、近代化を象徴する建築部材である「煉瓦」。近代以降に大きく発展した神戸の街には、戦争や阪神淡路大震災を乗り越えた煉瓦造の土木・建築物が今なお遺っています。同イベントではそうした土木・建築物の煉瓦を、学芸員とともに巡り、深く知ることができます。
2日目は湊川隧道や砂子橋、JR神戸線に開業当初から残る150年前の煉瓦を見学。参加した全員で実際に煉瓦の長さ・幅・厚さなどの計測調査を体験し、違いの有無などから構造物の背景を探ります。
担当者は「バス乗降場所の都合上、バスから見学先まで数百mは徒歩で移動します。歩きに自信のある方のご応募をお待ちしております」と語ります。応募は専用フォーム、または郵送(往復はがき)にて受け付けています。
<記者のひとこと>
筆者の知り合いの建築好きによると、神戸では古くから様々な様式の煉瓦づくりの建築物があり、散策しながらそれらをみる楽しみ方があるそう!今回のイベントでは貸切バスや徒歩で神戸の街を巡りながら、実際に計測調査もできるので、その街並みや歴史をより詳しく知れること間違いなしです♪
開催日
2024年10月26日(土)、11月2日(土)
※講義(1日目)と現地見学(2日目)の2日間1セットのため、両日とも受講できる方のみご応募ください
場所
神戸市立博物館
(神戸市中央区京町24)
開催スケジュール
●1日目「学芸員の解説」
2024年10月26日(土)14:00~15:30
●2日目「現地見学」
2024年11月2日(土)13:00~17:00(荒天中止)
参加費
3000円