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「かわいい」が詰まった、弥彦の「ぬいぐるみと雑貨カフェmilicute」。

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「かわいい」が詰まった、弥彦の「ぬいぐるみと雑貨カフェmilicute」。

弥彦にある「ぬいぐるみと雑貨カフェmilicute」では、ぬいぐるみや雑貨に囲まれた店内で、手作りのスイーツをゆったり味わうことができます。店づくりではとにかく「かわいい」にこだわったという店主の須貝さん。絵本のような世界観が広がる店内で、須貝さんとふたりのかわいいお子さんたちが迎えてくれました。

ぬいぐるみと雑貨カフェmilicute

須貝 聖羅 Seira Sugai

弥彦村生まれ。2022年より「milicute」の名でオンラインショップを中心に雑貨やぬいぐるみの販売をはじめる。今年1月、弥彦で「ぬいぐるみと雑貨カフェmilicute」をオープン。平日はふたりの娘さんと一緒に営業中。

絵本のような世界観の、ぬいぐるみと雑貨が並ぶお店。

――かわいらしい店内で、雑貨や家具を眺めているだけでときめきます……。

須貝さん:この空間を作るとき、とにかく「かわいい」にこだわりました。おとぎ話とか、絵本の中の世界観がすごく好きで、昔から憧れていたんですよね。そういう非日常的なものにちょっとでも触れられる生活ができたらいいなと思っていました。

――お店のあちこちにいるぬいぐるみもかわいいです。

須貝さん:ぬいぐるみ自体も、言葉の響きもかわいいですよね。だからお店の名前にも絶対に「ぬいぐるみ」って言葉を入れたくて、ぬいぐるみを中心とした多様な雑貨を扱うお店として「milicute」をはじめました。

――どんな視点でぬいぐるみを選んでいるんですか?

須貝さん:私は英国のスタイルが好きなんですけど、むこうの国の人たちは生まれたときから自分専用のぬいぐるみを1体持っているんですって。絵本とかを見ても、子どもは必ずぬいぐるみを持っているじゃないですか。あれが好きなんです(笑)

――確かに、リュックにぬいぐるみを入れて、あちこちに連れて行っているイメージがあります。

須貝さん:そうそう、一緒に寝たり学校に連れて行ったり。でも認定されているテディベアとなると高価なものが多いので、手に届くような価格のクマのぬいぐるみをメインで置いています。

――「ウォレスとグルミット」に出てくる「グルミット」のぬいぐるみもたくさんありますね。いろんな被り物をしていてかわいいです。

須貝さん:韓国でグルミットがすごく人気みたいなんです。私も個人的に買ってみたら、やっぱりかわいいんですよね(笑)。いろんなバリエーションの着せ替えがあって大人も楽しめますよ。

――雑貨はどんなものが揃っているんですか?

須貝さん:ポーチとかヘアピン、衣類とか食器とか……。あとはお子さま向けの服とかバッグ。いろんなものを多様に置いています。今は韓国雑貨が流行っているんですよね。ネットでもよく販売されているんですけど、やっぱり実物を見ていただけたらいいかなと思って多く揃えています。

理想の物件との、運命的な出会い。

――「milicute」さん、もともとはオンラインショップを中心に活動されていたそうですね。

須貝さん:オンラインショップをメインに雑貨を販売していました。ただ、自分もネットショッピングをするんですけど、届いたものが思っていたものと違うことがよくあって。実物を手に取って見てもらえるようにお店をやりたいなって思ったのがきっかけですね。

――それでこちらの店舗をオープンされることになったと。

須貝さん:ここではじめる前に吉田で1ヶ月限定の店舗をやっていたんです。この先も店舗を続けていきたいなと思っていたときに「ここでお店をやりませんか」という話があって、オープンすることになりました。

――思い描いていたような物件と出会えたんですね。

須貝さん:前は廃墟みたいな見た目の建物だったんですよ。でもたまたま前を通ったときから気になっていて。赤い扉がかわいくって、そのときも店舗を探していたので「いいな」って思っていたんです。それが今から3年くらい前。だからまさか3年後に自分がここでお店をやっているだなんて思わないですよ(笑)

――運命的な巡り合わせですね(笑)

須貝さん:いろいろな偶然が重なって、磁石のように引きつけられました。生まれ育った弥彦でお店をやりたいなって思っていましたし、お話をいただいたときは即答でしたね。不思議な縁です。

「かわいい」を詰め込んだ空間で、手作りのお菓子を味わう。

――この場所でオープンしてから、カフェもはじめられたそうですね。

須貝さん:カフェが流行りだした頃から「こんなカフェができたらいいな」っていう妄想というか(笑)、思いはずっとあったんですよね。ここにはカフェができる設備もあるので、はじめることにしました。

――お菓子作りは以前からよくされていたんですか?

須貝さん:趣味で作っていたぐらいです。だから自分が作り慣れているものを出そうと思って、メニューはプリンとキャロットケーキのふたつだけ。器もこだわってお出ししています。

――カフェの利用は予約制だそうですね。

須貝さん:予約制にするメリット・デメリットはありますけど、席数も少ないですし、お菓子もご予約いただいてロスが出ないようにしています。でも当日来られた方にご提供できるものが何もないっていうのも「ちょっとな」と思うので、数量限定で何か用意しようかなって考えているところです。

――こちらのお店をはじめられてから、感じたことはありますか?

須貝さん:私自身この空間がすごく好きだから、毎日ここにいても飽きないんです。自分がいちばんお店のことを好きなんですよね。だからお客さんなら尚更飽きないだろうなと思っていて(笑)。初めて来られるお客さまも、皆さん第一声は「かわいい」なんですよ。それが活力になっています。

――須貝さんが思う「かわいい」を共有できていることに、喜びを感じるんですね。

須貝さん:自分が「かわいい」と思うものをお店の中に詰め込んでいるので、それに共感していただけたら嬉しいです。それから子どもとの時間も大事にしたいっていう思いがあったので、今一緒にお店ができていることが幸せですね。

ぬいぐるみと雑貨カフェmilicute

西蒲原郡弥彦村大字矢作4697-1

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