中原警察署 小学生13人を指導員に 交通安全啓発に期待
中原警察署は4月4日、小学生13人を「交通安全児童指導員」に委嘱した。今後は1年間を通し、キャンペーンなどの機会に街頭や商店街で交通安全を呼び掛ける。
委嘱式では、児童はそろいの黄緑色の制服とオレンジのスカーフ、ベレー帽姿で出席。菅健司警察署長から委嘱状、中原交通安全協会の鹿島義久会長から記念品が手渡された。
式典で菅署長は「皆さん、制服がとても似合っている。これからは模範となり、学校の友だちや周囲の人たちに交通ルールを守ることの大切さを伝えてほしい」とあいさつ。鹿島会長は「中原区は自転車の交通事故が多い。児童指導員の声は、きっと多くの大人にも届くと思う。交通安全のため、君たち自身が率先してほしい」と話した。
代表して宣誓した神崎明花さん(井田小5年)は「今年は2年目になる。勇気を出して、たくさんの人に声を掛けられるようにがんばりたい」と意気込みを語った。