柔道場伊藤館長 小学校で転び方を指導 顎を引いて手をハの字に
瀬谷区の銀座通り沿いにある柔道場「善道館」の伊藤吉治館長が9月25日、上星川小学校=西山久美子校長/保土ケ谷区=で「転び方教室」を実施した。
この教室は、「健康な身体作り」を目標に、さまざまな取り組みを実施する同校の元気委員会(学校保健委員会)が企画したもの。西山校長がかつて瀬谷小学校の副校長を務めていた際、伊藤さんと交流があったため講師を打診したところ、伊藤さんが承諾し実現した。
当日、伊藤さんは弟子の司代一稀さんと一緒に約540人の児童たちの前で転び方を実演。「手は内側にしてハの字になるように」、「顎をひいて、頭が地面につかないように」と指導した。
伊藤さんは「先に地面を手で叩くことで、衝撃を和らげることができます。子どもたちには、正しい転び方を身に付けて欲しい」と語った。