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刺さる人には刺さりまくる「平成こじらせ部屋」が最高すぎ 「再現ではなく昔憧れた部屋を作ってます」

おたくま経済新聞

刺さる人には刺さりまくる「平成こじらせ部屋」が最高すぎ 「再現ではなく昔憧れた部屋を作ってます」

 「再現ではなく昔憧れた部屋を作ってます」というつぶやきに、自室の写真を添えて投稿したのはXユーザー「平成こじらせ部屋」さん。

 見るとそこに写っているのは、ニンテンドウ64に、ザ・ドラえもんズ、ビーダマン、リメイク版のアラレちゃんといった平成中期頃に人気を博したゲームやアニメのグッズがズラリ。たしかにこれは「平成こじらせ部屋」だ……!

あの頃の再現部屋”風”

■ きっかけは友人との会話 「懐かしいものを集めたら盛り上がると思って」

 投稿主さんはハンドル名通り、自身が少年時代に欲しかったものを収集し、その様子をSNSやYouTubeで発信しています。年齢は現在35歳ということもあり、1990年代のグッズが中心。同世代の方であればきっと「懐かしい!」「羨ましい!」といった感情を覚えることでしょう。

 これらの平成グッズを集めるようになったのは、2年ほど前に友人とお酒を飲んでいた時の会話がきっかけ。昔話に花が咲き、自宅にあれば盛り上がりそうと思ったことから収集を開始。せっかくならYouTubeで発信してみようと思うようになったのだそうです。

 自宅には懐かしいものを飾るための「コレクションルーム」と、少年時代の憧れを詰め込んだ「再現部屋”風”」の2室があり、今回の写真は後者。別の投稿では学習机の上にゲームボーイやコロコロコミックなどが雑多に置かれている様子も写っています。この感じ、まさにあの頃のデスク。

 再現部屋”風”としているのは、あくまで個人として懐かしいものの収集を行っているので、多少の年代の食い違いが発生することがあるためとしていますが、同じ時代を少年少女として過ごしていた方にはきっと刺さるはず。懐かしさを楽しむには十分すぎるほどの再現ぶりでしょう。

■ 時にグッズを譲ってもらうことも 「より多くの方と”懐かしい”を共有したい」

 グッズの収集は主にネットショッピングやリユースショップの実店舗めぐりが中心で、時にSNSやYouTubeを見た方から「ぜひもらってほしい」とプレゼントされることもあるのだそう。

 中でも、特に思い入れのある一品として紹介してくれたのは、90年代半ば頃に刊行されていた「週刊 恐竜サウルス!」の付録である「立体骨格モデル」。

 是が非でも欲しかったアイテムだったものの、実店舗では全く発見できず。YouTubeで「いつかゲットしたい」と発信したところ、視聴者から連絡があり、なんと譲ってもらえることになったのだそう。

 この出来事について、主さんは「実際私はコレクターとしてはまだまだ初心者なので、そういった玄人の方に優しく助けていただいたり、応援もしてもらってます」と、感謝の言葉を口にしています。

 こうした同じ趣味を持つ方との繋がりを大切にしつつ、より多くの方と”懐かしい”を共有していきたい、と主さん。今後も積極的に発信を行っていくことはもちろん、いつか一軒家に引っ越して「平成こじらせハウス」を作りたいという野望を語ってくれました。

 現在は2部屋分のみとなりますが、加えて「中高生の部屋」や「女性が懐かしいと感じる部屋」など、テーマに沿ったコレクションルームを作るのが目標とのこと。今後の活動からも、目が離せなさそうです。

<記事化協力>
平成こじらせ部屋さん(X:@heisei_kojirase /YouTube:平成こじらせ部屋)

(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024041703.html

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