カリっと食感のバウムクーヘン小樽土産に…レンガ造り&瓦屋根“小樽らしい”歴史的建造物でおみやげ選び
レンガ造りに瓦屋根ー。和と洋が混ざり合う小樽らしい建物が、北海道の近代化を支えた小樽運河のほとりにあります。明治26年に建てられた北海道初の営業倉庫「旧小樽倉庫」です。
この建物をリノベーションした店が、「UNGAPLUS(ウンガプラス)」です。小樽だけでなく、江戸から明治にかけて北海道と全国を結んだ交易船「北前船」ゆかりの地の文化もヒントに作られた、オリジナル商品を買えます。ノスタルジックでどこか新しい小樽らしさを再構築しています。
「小樽瓦焼バウム」(5枚入り1080円)が人気です。この店の白鳥陽子さんは「小樽は北前船が来たことで街が栄えたので、それを商品で表現しました」と話します。
北前船と瓦? どのような関係があるのでしょう?
和船の北前船は、空荷だと転覆してしまいます。それを避けるため、各地で日用品を仕入れ、寄港地で販売していました。瓦もそうした商品の一つだったことから、このお菓子が誕生しました。「小樽の街の風景がそういったことも含めて成り立っているんだということを知ってほしい」と白鳥さんは話します。
瓦を表現した「小樽瓦焼バウム」は、バウムクーヘンを二度焼きしてキャラメルをかけ、カリッとした食感に仕上げています。しっかりとした硬さが特徴で、ボリュームがあります。「小樽の歴史を形で表現するって、素敵ですね」(柴田祐里菜アナウンサー)
旧日本郵船小樽支店の貴賓室の壁紙をモチーフにしたパッケージデザインの商品もあります。
かつて北前船が運んだ暮らしと文化。その記憶を誰かに渡したくなる素敵なお土産がそろっています。
UNGAPLUS
住所:小樽市色内2丁目1ー20 旧小樽倉庫(旧小樽倉庫本庫)
定休日:なし
*「いっとこ!」4月26日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
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