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【三山ひろしのさんさん歩】けん玉も作れる!私たちの生活を陰で支える「鋳物」の裏側を探る!創業65年「株式会社トミナガ」

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【三山ひろしのさんさん歩】けん玉も作れる!私たちの生活を陰で支える「鋳物」の裏側を探る!創業65年「株式会社トミナガ」

あらゆる業界で利用されている「鋳物(いもの)」とは?創業65年のモノづくり企業へ

今回は高知市中心部から車で東へ約15分ほどのところにある、高知県高知市布師田を散策。

長年モノづくりを行なっているという企業で、ある技術について学ぶことに!

訪れたのは、創業65年の「株式会社トミナガ」。ここは鋳物(いもの)製品を作っている会社だ。

鋳物とは、金属を溶かして型に流し込み、冷やして固めることで作られる製品のことを指す。

このモノづくりの技術は古くから存在し、多くの分野で利用されている。

今回は、取締役社長の島田誠さんに案内いただき、鋳物ついて理解を深める。

鋳物が使用されているのは、家庭用品やインフラ周り、機械・自動車部品など幅広い業界だ。

身近なものでいうとマンホールなども鋳物製品である。

鋳物で作られるものはさまざま!

パーツが細かいものでも作り上げることができるので、三山さんが手に持っているような、よさこいの「鳴子(なるこ)」なども忠実に鋳物で再現できる。

三山さん:重さ2キロの鳴子は見たことないですが、これで練習すると相当トレーニングになりますね。笑

鋳物製造の裏側に潜入!普段は見られない工場内と最新技術に驚きの連続

高温の鉄を型に流して作られる鋳物。ここでふと疑問が浮かぶ!

「高温の鉄を流して型が溶けないのはなぜ?」この答えとは・・・

秘密は「砂」にあった。

型に流し込まれるのは黒い特殊な砂!この砂が細かい形状を型取り、高温に耐えているのだ。

黒い砂で作られた型は「砂型」と言われ、写真の砂型を上と下からサンドイッチし、高温の鉄を隙間から流しこむことで鋳物が完成する仕組みだ。

最近ではデジタル化が進む、鋳物製造。

その様子を少しだけ取締役社長の島田さんに見せてもらった。

三次元のモデルを形成し、コンピューターが解析。

砂型の中に上手く高温の鉄が流れ込み、思い描いたものが製造できるかシュミレーションができるのだ!

昔は職人の経験やスキルが頼りだった鋳物製造は、現在では最新技術の導入で効率的に製造できるようにと進化を続けている。

さらに株式会社トミナガでは、ハイテクな3Dスキャナーも導入されている。

三山さんが身を持って体験!

スキャナーを三山さんの顔や体に当てて読み込むと・・・3Dでデータ出力が!

島田さん:桂浜にある坂本龍馬像のように、故郷に銅像を建てたいとなれば、ぜひご用命ください!

川辺アナ:坂本龍馬像の隣に建てましょう!

三山さん:いやいや…づかれる、づかれる!(※づかれる=叱られるの意<土佐弁>)

株式会社トミナガのキャラクターと三山さんのアレがコラボ!?

工場内の見学を続ける三山さんはあるものを発見!なんと、三山さんが得意なけん玉の型があったのだ。

取締役社長の島田さんが三山さんのためにと、特別に鋳物で作るけん玉を設計!

こちらは、なんと創業65年で初の試み。

作り方を教えてもらい、三山さんと川辺アナが手作業でパーツを組み立てる。仕上がりは・・・

とっても可愛く、仕上がりはバッチリ!だが、とても重量級なけん玉が完成!

この猫のキャラクターは株式会社トミナガのオリジナルキャラクター「トミネコ」。

3種類それぞれ表情が違って見えるのが推しポイント!

三山さん、トミネココラボの鋳物けん玉でパフォーマンスに挑戦!

重さのある玉に翻弄されつつも、見事!球をけん先に突き刺し、けん玉技「とめけん」大成功!!!

最後は成功させ、気持ちよく締めくくった三山さん。

あまり聞きなれない鋳物について、工場見学を通して理解を深めることが出来たようだ。

次回、鋳物けん玉を作るときは、皿の部分がもっと大きくなったら、もっとすごい技を披露します!と言い残して帰っていくのであった。

今回のさんさん歩はここまで!次回の記事をお楽しみに。

株式会社トミナガ(本社工場)
住所:高知市布師田3981-5
電話:088-845-1122

情報提供/高知さんさんテレビ
文/さたけゆうや

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