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武庫女の学生と共同企画!西宮に誕生した『MUSU(ムス)』が手掛けるこだわりおにぎり 西宮市

Kiss

7月22日、西宮にオープンしたばかりの新店『MUSU(ムス)』は、精米の卸売りを行う地元企業・阪神米穀株式会社と地元大学である武庫川女子大学の学生88人がタッグを組んだおにぎり専門店。

企業と学生が共同で考案したこだわりメニューはもちろん、お米のプロが“プロジェクト”と題して地元大学と共に歩むことを決めた深いワケを取材しました。

同店はJR西宮駅から歩いておよそ3分。阪神米穀株式会社の社宅があるマンションの1階にあります。

米の価格高騰が叫ばれる昨今ですが、企業が店のオープンを模索し始めたのは数年前。「生産者・消費者共に”米離れ”が進む中、消費を促すきっかけづくりはもちろん、米に対する興味を持つ人を増やしたい」と思ったのがきっかけだそう。

広報、企画、アルバイドとして実際に働く学生まで、その業務の幅は広い!

そこで企業が目を付けたのが、地元大学で食や経済学を学ぶ学生たち。メニュー展開から食材の仕入れ、原価率といった一連のマーケティングを、実際の店の運営を通じて学ぶ機会にしてもらおうと考えたのだとか。

「今は店というより“プロジェクト”です。“どうやったらおいしいものを作ってビジネスに転換できるのか”をまず考えてもらいたいので、家賃のかからない社宅にオープンさせることにしました。目標は店舗を増やすことです!」とのこと。

座学とは違う貴重な学びの場となっており、思わず「すごい…!」と唸ってしまいました。

店に並んでいるのは企業の社員や学生たちが考案したおにぎりの数々。学生たちは店のオープンに伴い25種ものメニューを考案したそうで、今後さらにブラッシュアップを加えたものが並ぶ予定なのだとか。

「なすの蒲焼むすび」302円(税込)

この日はおすすめをいくつかいただいたのですが、特にユニークだったのは学生が考案したという「なすの蒲焼むすび」。

珍しいなと思いましたが、一口食べると「なんで今までなかったんだろう」と思うほどのおいしさ!とろっとした茄子の甘さと山椒の味わいがクセになります。

「ツナマヨむすび」259円(税込)

またこちらの「ツナマヨむすび」は一見よくあるメニューですが、出汁の分量を緻密に調整。しっとりしたツナの食感とマヨの濃厚さがバランスよく味わえる、まさに”究極”のツナマヨと言えるでしょう。

「お米や具材にこだわって作っているので、”おむすびおいしいね!”と食べてもらえたら嬉しいです。新たなメニューも並ぶ予定なので、店でおにぎりが並ぶ様子も見て楽しんでもらえたら」とのこと。今後どんなメニューが並ぶのか、とても楽しみだなと思いました♪


場所
MUSU(ムス)
(西宮市池田町12-5)

営業時間
10:00~19:30

定休日
日曜日、祝日


オープン
2025年7月22日(水)

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