近年、侵入犯罪の手口が凶悪化。侵入手口を知っておこう!
近年、一般的な住宅を狙った「侵入犯罪」が多発しています。留守の際にこっそりと侵入するだけではなく、最近では人がいるにも関わらず複数人で住宅に押し入り、金銭を強奪したリするケースが増えているのです。 今回は、侵入犯罪の手口をご紹介。実際の侵入経路を知ることで、家づくりの際に施せる対策をはじめ、今からできる対策も多くあります。確認していきましょう!
侵入犯罪の手口とは
侵入犯罪の手口を見てみると、戸建て・マンションどちらであっても「窓」と「表出入口」からの侵入が多いという結果になっています。住宅・マンションのどちらも窓や表入り口の侵入というケースが7割以上を占めています。
出典:政府広報オンラインよりまた侵入強盗の手口の多くは、鍵のかかっていない窓や表出入口から入るもの。田舎に住む高齢者の方などであれば、戸締りをする文化がない家庭もあるかもしれません。しかし田舎であっても侵入強盗の事例は近年多発傾向。鍵のかかっていない家はマークされている危険があるのです。
マンションの場合は合いカギからの侵入も多発
合鍵を玄関ドア付近の植え込みやちょっとした棚などに隠す方もいるのではないでしょうか。一軒家よりもマンション住まいの方が被害に遭うケースが多いため、注意が必要です。合鍵を絶対に分からない場所に置いていると思っていても、侵入者は見破ります。極力合鍵は住居人全員が持つようにしましょう。
ガラス破りの被害にも注意が必要
戸締りしていないうちに侵入する「無締まり」からの侵入だけでなく、ガラスを破って侵入するケースもあります。大胆な手口ですが、夜間や留守の際だけでなく住居人がいる状況でも複数人で窓を割り侵入するケースがあるため、ガラス破り対策も不可欠です。窓は二重にして補助カギを付ける、窓ガラス全面に防犯フィルムを貼るなど、窓の強化も忘れないようにしましょう。
具体的な侵入手口とは
ここからは具体的な侵入手口について解説します。
ガラス破り
先述したようにガラス破りは代表的と言われるような手法。窓のカギ付近を割り、外からカギを開けて侵入するものです。防犯フィルムを全面に貼るなど適切な対策をすることで、ガラス破りを防ぐことができます。
ピッキング
刑事ドラマなどで見たことがある方も多いかもしれませんが、ドアのカギ穴を細い金具で触り、開錠する手口です。ピッキング防止用の鍵穴を利用することで、ピッキングの被害を割けることができます。
ドア錠こじ破り
バールなどの工具をドアと壁の隙間に入れて無理やり開ける手口。強引ですが複数人で押し入ってくることで、開いてしまうケースもあります。
まとめ
今回は侵入犯罪の現状と侵入手口について、ご紹介しました。自分の身は自分で守るもの。お家で安全に暮らせるよう、適切な対処を施しましょう。