「いつも清潔感のある空間の人」が“ついで”にやっている“3つの習慣”「やる気がなくても実践しやすい」
お掃除コンサルタント(クリンネスト1級)の知帆です。暮らしを豊かにする風水の考え方を取り入れた「簡単開運お掃除術」をお届けしています。「よし、掃除をしよう!」と気合を入れるのって正直なかなか続かないですよね。でも、毎日のルーティンにちょっとだけ掃除を組み込めば、気づけばキレイが続くようになるんです。今回は、モチベーションに頼らずにできる「3つの仕組みお掃除」をご紹介します。
1.タオル交換ついでに「棚のホコリ落とし」
毎日取り換えるタオル。実はこれ、掃除のチャンスでもあります。フェイスタオルなどを交換するときについでに洗面所の棚や洗濯機の上、水栓周りなどをサッとひと拭き。タオルは吸水性が高く、ホコリも絡みやすいので、簡単な拭き掃除であれば、わざわざ掃除道具を出さなくてもOK!
タオル交換のたびに、どこか一か所を拭き掃除。ちょっと意識するだけで自然とキレイが保てます。
2.家族を見送ったら「玄関のサッと掃除」
玄関は、風水では“外からの良い運気を迎える場所”とされています。朝の「行ってらっしゃい」の見送りの後、玄関周りをさっと整えるだけ。
おすすめは、
・出しっぱなしの靴を片付けながら玄関のたたきをほうきで軽く掃く。
・インターホンや郵便受け、玄関ドアの持ち手をクロスで拭く
このうち、どちらか一つだけ取り入れてみましょう。または、できそうなものをローテーションしてもいいですね。時間にして1分程度ですが、玄関周りを整えておくと急な来客があっても慌てずに済み、気持ちにも余裕が持てます。
3.朝起きたら「枕を裏返して湿気を逃がす」
寝汗をかきやすい夏は、枕の湿気対策が地味に大事。朝の身支度前に、枕をサッと裏返して通気性アップ。簡単なアクションですが、湿気を溜めないことで、カビ・ニオイ・ダニ予防に効果的です。季節がら、枕カバーのこまめな取り換えや枕本体の陰干しなども心がけましょう。
枕カバーの上にタオルを敷いておけば、こまめに洗えて清潔をキープできます。毎日の取り換えも簡単なので夏におすすめの一工夫です。最近では、冷感素材の寝具も充実しているので取り入れるのもよいでしょう。
気づいたら整っている
掃除は「やる気」よりも「仕組み」が大事。毎日のルーティンの中にちょっとだけ掃除を組み込めば、頑張りすぎずにキレイを保てる暮らしが手に入ります。小さな習慣が、心地よい毎日の土台作り。まずは、今日から、できそうなものを1つだけ試してみてくださいね。
知帆/ハウスキーピング協会認定 クリンネスト1級 お掃除コンサルタント #お掃除マニア