【横浜市神奈川区】横浜金港ライオンズクラブに厚労大臣表彰 長年の献血活動に光
神奈川区内を拠点に活動する奉仕団体の横浜金港ライオンズクラブが、長年に渡る献血活動を称えられ、2025年度の献血運動推進協力団体として厚生労働大臣から表彰状が送られた。
同表彰は20年以上献血活動に協力した企業・団体に送られるもの。
8月4日に中区の日本赤十字社神奈川県支部で行われた表彰状の伝達式で、片山響前年度会長が表彰状を受け取った。
同クラブは「献血例会」として定期的に横浜市中央卸売市場で献血活動をこれまで続けてきたほか、神奈川大学や関東学院大学といった、横浜に拠点のある大学のキャンパスでも献血の呼びかけを行っている。
昨年は横浜DeNAベイスターズの子ども向けイベントに合わせ、会場に設置された献血ブースの運営に協力。非売品の球団グッズが配布されたこともあり、多くの反響があった。
伝達式で片山前会長は「人道支援を行うライオンズクラブにとっても、献血はまさに『人が人を救う活動』。表彰に涙が出そうになりました」と心境を語った。
7月からの新年度で会長を務めている栗原俊司さんは「神奈川区には専門学校も多いので、若い方に献血に協力いただけるような連携もより進めていきたい。『助け合い』の精神のもと頑張っていきたい」と話した。
今回の表彰では同クラブのほか、県内2社に表彰状、10年以上献血活動に協力した7団体に感謝状が送られた。