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【浜名区・ラトリエ テンポ】リンゴのガレット 石臼で挽いた全粒粉小麦粉と自家製酵母で作る薄焼きパン

テレしずWasabee

テレしずWasabee わさびー

「ラトリエ テンポ」は浜松市浜名区の山に囲まれた自然豊かな場所にあるベーカリー。自作の窯で焼いた旬のリンゴのガレットはパリパリ食感で、生地のうま味とリンゴのジューシーさが格別でした。

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自家製の窯で焼き上げるパン

浜松市浜名区細江町中川にある「L’atelier Tempo(ラトリエ テンポ)」。

山に囲まれた、自然豊かな場所にあり、黒い外観が目印です。

L’atelier Tempo(浜松市浜名区細江町中川)

浜松の街中で創業し、2024年に現在の場所へ移転しました。

店内は明るくオープンな雰囲気で、カフェ営業スペースもあります。

店内の様子

移転後は自ら手作りした大きな窯を使い、ヨーロッパの伝統的な製法で丁寧に焼き上げたパンを提供しています。

パンド カンパーニュ(ホール・1300円)」は人気メニューのひとつです。

リンゴの甘みと生地のうま味が際立つガレット

自慢のパンは、「リンゴのガレット(500円)」。2026年1月末までの期間限定メニューです。

香り高い全粒粉と自家製酵母で作った円形の薄焼きパンの上に、スライスした旬のリンゴが20枚たっぷりと敷き詰められています。

リンゴのガレット(500円)

第一印象は、きれい。一口食べるとパリッパリの食感です。

生地は薄めですが、かめばかむほどパン自体のうま味が口に広がります。

薄いパン生地はパリパリ食感

石臼で挽いた自家製の全粒粉小麦と自家製酵母

生地には自家製粉の全粒粉小麦と自家製の酵母を使っています。

ラトリエ テンポ オーナーシェフ・古山健人さん:
北海道や長野の農家さんが、無農薬で育てた丸麦の状態の小麦を当店で石臼で挽いて、フレッシュな状態で使っています

全粒粉は、小麦の粒を丸ごと挽いて粉にするため栄養価が高いのが特徴です。

石臼で挽いた全粒粉小麦

おいしさのポイントは、低い温度でゆっくり時間をかけて発酵させること。

しっとりとした食感と小麦本来のうま味や甘みを味わえる、おいしいパンになるんです。

紅玉の甘酸っぱさを楽しむ

リンゴは長野県産の紅玉(こうぎょく)という品種を使用しています。

日本のりんごの中でも古い品種の1つで、すっきりとした酸味が特徴です。熱が加わることで酸味がまろやかになり甘みが増します。

程よい甘酸っぱさと滑らかな食感、そしていい香りが楽しめます。

長野県産の紅玉

ラトリエ テンポ・古山健人さん:
大体リンゴ半個分ぐらい乗っていて、皮も丸ごと使っています

リンゴ本来の自然なうま味を感じられ、皮は甘酸っぱさもあっておいしく、生地とよく合います。

ラトリエ テンポ オーナーシェフ・古山健人さん

低温でじっくり焼き上げる

自作の窯を使ったパンの焼き方にもこだわりがありました。

ラトリエ テンポ オーナーシェフ・古山健人さん:
薄く伸ばした生地に、薄切りのリンゴとちょっとお砂糖とバターを乗せています。窯の温度が200℃前後ぐらいまで落ち着いてから、パンを40分ぐらい窯入れして焼いています。高温だと先に表面だけが焦げてしまうので、中まで火が通らずパリッとした食感にはならないんです

外はパリッと食感、中はまた食感が違って絶妙なおいしさ。

時間が経ってもパリパリ食感が楽しめるのもうれしいポイントです。

ラトリエ テンポ オーナーシェフ・古山健人さん:
長時間焼いているということと、リンゴの果汁や砂糖がキャラメリゼされたような状態になるので、それでパリッとした食感も長持ちしていると思います

今まで食べたリンゴのパンの中で一番といってもいいほど絶品で、この季節が楽しみになるリンゴのガレットでした。

パンが店頭に一番多くそろうのは午前11時頃なので、その時間に合わせてお出かけするのがおすすめです。

■店名 L’atelier Tempo(ラトリエ テンポ)
■住所 浜松市浜名区細江町中川6880-1
■営業時間 10:00~17:00 ※売り切れ次第終了
■定休 火・水・木
■問合せ 053-489-7381
■駐車場 約10台

※この記事は2025年10月25日にテレビ静岡で放送された「くさデカ」をもとにしています。

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