スパイスと感性が光る!”初体験”なユニーク料理の数々 ムスリムモスク近くの『軽食 スカーレット』で創作料理を実食 神戸市
6月8日にオープン!『軽食 スカーレット』はここでしかいただけない創作料理を楽しめる、まさに “隠れ家” のようなお店です。
場所は北野坂をのぼったところにある『神戸ムスリムモスク』の前。クリーム色の看板が目印で、地下へと続く階段を下りていきます。
店主が自身でDIYされたという店内は、とってもおしゃれ。隠れ家のような雰囲気で、実際におひとりで来られる方も多いのだとか。
「生活の中で大切な”食べる”ことを、料理はもちろん空間やおしゃべりなどと一緒に楽しんでもらいたい」との思いから、自身の店をオープンしたという店主。県産の食材を使った創作料理を提供しています。
店名についている「軽食」は「気軽に、軽やかに食べに来てもらいたい」という意味を込めたもので、提供される料理はメインからデザートまで多岐にわたります。
特徴はその料理のユニークさ。「色々なものにインスピレーションを受け、感性で作る」という料理の数々は”無国多国籍”と言われることもあるそうで、初めて食べるようなものばかりです。
店では10種類ほどのワインが用意されており、お客さんの好みに合わせて提供しているのだとか。この日は「おまかせ盛り合わせ(日替わり)」と、「ウォーピッグス」というオレンジワインをいただきました。
この日は「ブロッコリーとマイタケのくたくたサブジー(「サブジー」とは中東系の調理法)」や「自家製ロースハム ケールのジェノベーゼ和え」、「ズッキーニのココナッツコールスロー」など、彩り豊かな8種類。
中でも私のお気に入りは、メロンを白味噌に2日ほど漬け込んでもろみ味噌と和えた「メロンのおつまみ」。甘さとトロトロな食感が際立ち、絶品でした!
「芳醇な香りと香ばしさがある」との説明があったワインは、本当に香ばしくてびっくり!まろやかなコクと、ラムレーズンのような甘さがあり、こんなワインは初めてでした。他にも「スロベニアワイン」など珍しい種類のものが置かれているそうですよ。
またこの日は「骨付き淡路鶏とハリッサクリームソース クスクス付き」もいただくことに。
こちらは皮目はパリッと、お肉はゆっくりと火を入れることでホロホロの食感に。添えられているクスクスは、鶏をゆでたときの出汁で炊かれており、白ワインや玉ねぎ、バターで作られたブールブランソースとよく合いました。
店では店主とお客さんとの会話が弾み、お客さん同士が仲良くなるケースも多いそう。「”〇品以上の注文を”などいったルールは設けず、ワイン1杯、デザートだけでも気軽に来てもらえるお店になれば」と話してくれました。
異国のスパイスと店主の感性が光る料理たち。そんな”初体験”の料理たちが、だれも知らない国に連れて行ってくれたような気分になりました。
オープン日
2024年6月8日(土)
場所
軽食 スカーレット
(神戸市中央区山本通3-3-1 燕京ビルB1F)
時間
12:00~15:00(L.O.14:30)
17:00~23:00(L.O.22:00)