群馬県桐生市にデニムの工房兼店舗「森山縫製」がオープン。国産ジーンズの本場・岡山県で修業した元桐商球児が開設
栃木県出身の森山竜乃介さんが、デニムの工房兼店舗「森山縫製」を5月18日に桐生市本町で開設した。
未経験からジーンズ職人に
球児だった森山さんは桐生市立商業高等学校で野球部に所属。
卒業後は栃木県に戻り社会人野球でプロを目指したが、けがをきっかけに断念した。
そんな中、元々古着が好きだった森山さんは、日本製のジーンズに興味を持ち「自分でも作ってみたい」と全国のジーンズ会社の調査を開始。
そこで見つけたのが岡山県にあるジーンズ縫製工場「内田縫製」だった。
同社のジーンズ作りに対する姿勢にほれ込み、デザインや縫製も未経験だったが社長に頼み込んで入社。
6年かけてジーンズ作りに必要なスキルや販売の知識を学んでいった。
そして今年2月に桐生市に移住し、念願の店舗をオープンした。
1か月待ちの人気ジーンズ
森山縫製のジーンズはワイドなシルエットが特徴。
森山さん自身がかっこいいと思うジーンズを追求していった結果、1940年代から50年代に主流だったルーズフィットでハイウエストなデザインに行き着いたという。店舗ではジーンズのほかにカバーオールやキャップを販売。
ジーンズの購入は店舗で試着後に申し込むかネットから購入できるが、人気のため約1か月待ちとのこと(6月18日現在)。
1階の工房では実際にジーンズ作りを見ることもできるので、ぜひ足を運んでみて。
森山縫製
【住所】桐生市本町4-86-2
【営業時間】12:00~18:00(土・日曜は11:00から)
【休み】火・水曜
【駐車場】1台
【問い合わせ】0277-32-4435
【Instagram】https://www.instagram.com/nuu_4862_/