和洋折衷・四季を味わう隠れ家的居酒屋「守破離」高知市本町
今回紹介するのは、高知市本町にある居酒屋「守破離(しゅはり)」
店名の由来やこだわりの料理をご紹介します。
※2025年11月1日取材
※記載価格は税込の金額です
※掲載している情報は取材当時の内容です
『守破離の由来』
とさでん交通・大橋通電停から徒歩1分ほどの場所にある「守破離(しゅはり)」
天神橋商店街の中にある細い路地を入ったところにあり、隠れ家のような雰囲気もあります。
店主の綱澤さんは、岡山県出身。
大学時代に高知の飲食店でアルバイトしたことをきっかけに飲食の世界に興味を持ち、卒業後は大阪で経験を積んだあと、高知に戻り居酒屋で3年間修業。
その後、独立して現在のお店をオープン。この12月で1周年を迎えます。
「守破離」とは、茶道や武道などにおける修行の段階の在り方のひとつで、成長のステップを「守・破・離」の3つのステップで表しています。
「教えを身につけ、型を破ることで、独自の型が出来上がる」
独自の道へと進んでも“大切なことや教えを忘れない”という思いを込めて、この名前をつけたそうです。
お店は2階建てで、1階はカウンター席が、2階は4人掛けのテーブル席が2つあります。
『高知らしい刺身の盛り合わせ』
まず注文したのが、「お刺身の盛り合わせ」
この日はネイリ・マダイ・モンズマ・カツオのたたきに、高知県の伝統的な調味料・ぬたや実生ユズが添えられていました。
*写真は4人前です
*刺身の種類や量は、ご希望に合わせて調整可能です
高知といえばやっぱりカツオ。お店でもなるべく盛り合わせに入れるようにしているそうです。
塩たたきは、ひと口食べると口いっぱいに旨味が広がます。
新鮮なものを仕入れているので臭みが全くなく、塩だけでも十分おいしくいただけました。
ネイリは自家製のぬたをたっぷりとつけていただきます!
「ぬた」とは、葉ニンニクに味噌や酢を混ぜてつくる高知の伝統的な調味料のこと。
濃厚な味わいのぬたと刺身が相性バツグンで、お酒もどんどん進みます。
自家製のぬたには、ゆの酢を使用しているそうです。
日によってはニシンなども入れ、盛り合わせに遊び心を入れているそうです。
『花山椒が効いた麻婆豆腐』
そして和食をベースに和洋折衷、四季折々の料理を提供するのもこだわりの守破離。
オススメメニューのひとつが「麻婆豆腐」(1,100円)
サラっとしていて、花山椒がピリッと効いた香り豊かなスープがクセになります。
肉の旨味もしっかり感じられ、どんどん食べ進めてしまうおいしさです!
『季節のフルーツを使ったカプレーゼ 』
また、季節のフルーツを使ったメニューも人気とのこと。
取材の日にいただいたのは「ラフランスとチーズのカプレーゼ 生ハム添」(1,200円)
モッツアレラチーズ・ラフランス・生ハムにバルサミコとハチミツのソースとアールグレイがかかっています。
甘じょっぱく、日本酒やワインに合う一品です。
季節のフルーツを使用しているので、訪れるごとに違ったフルーツで楽しめるのも嬉しいポイントです。
『料理に合う日本酒を提供』
店主の綱澤さんは土佐酒アドバイザーの資格を持っていて、高知の地酒はもちろん、季節に応じて県外の日本酒も仕入れています。
まずいただいたのが、店名でもある「守破離」という日本酒。
京都の酒造がつくっているお酒で、口当たりはなめらか。
すっきりしていて飲みやすく、どんな料理にも合う日本酒だと感じました。
夏を越して秋口に熟成し、旨味が増した「秋あがり」や「ひやおろし」など、その時期にしか飲めない日本酒を仕入れているのも守破離のこだわり。
この日は秋あがりの「仙禽(せんきん) あかとんぼ」をオススメしてもらいました。
栃木県の酒造がつくっているお酒で、ボトルの赤トンボがなんとも可愛らしい。
少し酸味があり、ふくよかな味わいです。
日本酒やワインは種類が豊富なため、どれにしようか悩む方はお店の方に尋ねてみてください。
料理に合うオススメのお酒をチョイスしてくれますよ
その時期にしか味わえないお酒と料理を楽しみに、ぜひ守破離へ足を運んでみてください。
『メニュー』
『施設情報』
【守破離】
〒780-0870 高知市本町3丁目4-3
●営業時間・・午前5:00~午後23:00
●定休日・・・月曜(お店のインスタグラム 要チェック)
●電話番号・・088-879-5862
●駐車場・・・なし *近隣のコインパーキングをご利用ください
●支払い方法・現金・クレジットカード
●予約・・・・電話、インスタグラムのDM、予約サイト(テーブルチェック)