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北海道のあす5日(水)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃（こだま・あきら）気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。

【この記事の内容】
・ポイント解説
・あすの北海道の天気と気温
・あすからの北海道の週間天気予報
・あすの札幌の朝昼晩の天気

大雪のおそれ

こちらは根室の南側の花咲港ですが、北の根室港側では流氷が見られました。
根室市の独自観測ですが、陸地から流氷が初めて見られる流氷初日となりました。平年より3週間も遅い観測となりました。あす5日にかけても流氷に大きな変化はなさそうです。

きょう4日は寒かったですが、空は割合穏やかでした。
ただ、これからは寒さだけでなく雪の降り方にも注意が必要です。

今後の雪と風の予想です。5日朝9時は函館や室蘭など道南方面で雪が降り出し、南または東風が強まります。

その後は太平洋側から雪の範囲が広がり、札幌でも5日夕方から雪が降るでしょう。

あさって6日（木）になるとオホーツク海側や道北でも雪が降ります。湿った雪で風が強まるためふぶくでしょう。

どのくらいの雪が降るかというと、大雪のおそれがあります。

5日正午から木曜正午までの24時間に降る雪の量です。紫色の地域は30センチ前後。大沼公園周辺など渡島地方や広尾町など十勝南部の多いところで40センチです。着雪による停電や、ビニールハウスの倒壊、交通障害にも注意して下さい。

3月5日の北海道の天気と気温

5日の天気と気温です。
雲に覆われ、午後は湿った雪が降るでしょう。気温は4日と同じか少し高めで、日中は広くプラスです。路面状況の変化にも注意して下さい。

5日の時間ごとの天気。道央・道南からです。
道南方面で朝から湿った雪が降り、海岸部はふぶくでしょう。夕方以降は札幌など各地で雪が降ります。積雪0の函館や室蘭、苫小牧、浦河は再び雪景色になるでしょう。

道北・空知です。
くもりますが、日中は天気の大きな崩れはないでしょう。夜は富良野や岩見沢で雪が降り出します。最高気温は0度くらいで、5日もツルツル路面に注意して下さい。

道東・オホーツク海側です。
十勝や釧路で昼頃から雪が降り出し、夜は降り方が強まります。大雪に備えて、買い物は午前中に済ませましょう。また車にはスコップなどの備えを早めにしておきましょう。

3月5日からの北海道の週間天気予報

週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。
木曜はオホーツク海側で雪が強まり、金曜は後志地方など道央が雪の中心になりそうです。札幌は金曜日にかけて連日、雪かきが必要になりそうです。

つづいて、太平洋側です。
木曜の昼頃にかけて大雪による交通障害に注意して下さい。週末以降は天気の大きな崩れはなく、気温も上がって来週は季節が前進するでしょう。

3月5日の札幌の朝昼晩の天気

5日の札幌です！朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします！
夜は雪で、傘をさしていますね。気温は0度くらいで、夕方から湿った雪が降ります。フード付きの上着や、気になる方は傘があると安心です。ツルツル路面にも気を付けて下さい。
雪の情報は、HBCのホームページの「もんすけ雪かき予報」でもご紹介しています。

文・イラスト： HBCウェザーセンター 気象予報士　児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ！」の番組内でも独特（？）なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設！予報士のゆる～い日常も見られますよ。

連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。

※4日午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。

編集：Sitakke編集部IKU