【焼津・真弥】1日6食限定 おかず10種類以上 こだわり御膳でご飯がすすむ!
静岡・焼津市にある「めし処 真弥」。和食一筋の店主が、体に優しい旬の地元食材を使い丁寧に作る料理の数々。自慢のメニューは10種類以上のおかずが楽しめる豪華な御膳です。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ住宅街にたたずむ隠れ家的和食店
JR西焼津駅から南へ車で約5分。
黒い壁面に瓦屋根の外観。住宅街にひっそりとたたずむ隠れ家店「めし処 真弥(しんや)」。
和の店内は、ほっこり落ち着くイメージ。
カウンター席とテーブル席があり、一人でもゆっくり過ごすことができそうな雰囲気です。
和食一筋の店主のこだわりは“だし”にあります。
体に優しい旬の地元食材を使い、手間ひまをかけ丁寧に一品一品作っています。
おすすめは、「鰆の西京焼き御膳(2090円)」。ボリュームのある豪華な御膳です。
「おたのしみ御膳」10種類以上の料理
自慢のメニューは「おたのしみ御膳(1650円)」。1日6食限定です。
10種類以上のおかずが所狭しと並ぶ一番人気のメニュー。焼き魚・ネギトロ・鶏肉料理は定番で、小鉢は週替わりです。
まずはこの日の一押し、「鶏の照り焼き」から。
お肉が柔らかく、味がしっかり染みています。
真弥 店主・眞谷良男さん:
味付けのベースは、しょうゆとみりん、砂糖も少し使っています。そのタレに4時間くらい漬けて、オーブンで焼いています
オーブンで焼くからこそのお肉のしっとり感がたまりません。ご飯との相性も抜群です。
「トマトの甘露煮」は湯引きして皮を剥き、自家製のみそと合わせています。
甘くてまるでフルーツのような味わいにビックリ。
続いては定番の焼き魚「鯖の塩焼き」。
柔らかくて臭みが全くなく絶妙な塩加減で、ご飯が進む一品です。
「たまご焼き」は少し甘めの味付けで、ほどよい甘さが口の中に広がります。
旬の食材「トウガン」と長野県伊那産のコシヒカリ
季節を感じるメニューもありました。「冬瓜のカニカマ葛あんかけ」です。
味が染みていて柔らかく絶品です。
冬まで長持ちするので冬瓜(トウガン)と呼ばれますが、実は夏が旬なんです。
体内の熱を冷まして余分な水分を出す効果もあります。
淡泊で味が染み込みやすく煮物向き。それだけに料理人の腕が試される食材なんです。
真弥 店主・眞谷良男さん:
トウガンは下ゆでをし、水にさらして味を整えてから煮ています。煮物は冷めるときに味が染み込むので、1日置いた方がいいんです
お米は長野県伊那産のコシヒカリを使用。
絶品おかずに、おいしいお米で箸が止まりません。
店主おすすめのおかずは「ヒジキ煮」
まだおかずは半分以上残っていますが、店主が一番ご飯に合うと思うおかずを聞いてみました。
真弥 店主・眞谷良男さん:
僕は煮物が好きなので、昔ながらの作り方で仕上げている「ヒジキ煮」がおすすめです
ご飯に乗せて食べると最高の組み合わせです。
鮮度がいい「ネギトロ」は、店主の知人がマグロの卸業をしており、そこから仕入れた良質な素材を使用しています。
おいしいおかずに箸が止まらず、ご飯があっという間になくなりました。
これだけのおかずを一度に楽しめる御膳はめったにありません。
極上の“だし”へのこだわり
料理の決め手は“だし”にありました。ほとんどの料理に使う、縁の下の力持ちとも呼べる“だし”。
地元焼津産の花かつおをたっぷりと使い、雑味を出さないようにうま味だけを引き出します。
手間ひまかけて丁寧に作られた料理の数々は、一度食べたら忘れられない味わい。
どのおかずも絶品で大満足の「おたのしみ御膳」でした。
ランチタイムは予約をして行くのがおすすめです。
■店名 めし処 真弥
■住所 静岡県焼津市大住711-2
■営業時間 11:00~14:00 ※夜は予約のみ
■定休 水
■問合せ 054-620-3577
■駐車場 6台
※この記事は2025年8月16日にテレビ静岡で放送された「くさデカ」をもとにしています。